プラズマクラスター衣類乾燥除湿機<CV-T190>の新製品発表会を開催しました
3月5日(水)、高い除湿・衣類乾燥性能を低騒音で実現し、手軽に排水できる「感動タンク」を新搭載したプラズマクラスター衣類乾燥除湿機<CV-T190>のメディア向け発表会を東京で開催しました。

冒頭、SAS事業本部 プラズマクラスター・ヘルスケア事業部 国内PCI商品企画部長の花房さんより、除湿機の需要動向について紹介するとともに、2024年度上期は梅雨入りが遅れた影響を受けた一方、通年での需要が大幅に高まっていることから下期は過去最高の出荷実績となり、2025年度以降も大きく伸長が見込まれることを説明しました。そうした中、当社の除湿機事業は地域やニーズに応じたフルラインアップ展開により順調に拡大しており、運転音や排水の手間といったユーザーの不満点を解決した今回の新製品投入により、空気清浄機に次ぐ、プラズマクラスター事業の柱として除湿機事業のさらなる規模拡大に取り組んでいくことを表明しました。
続いて、同 課長の松村さんより、新製品の特長を紹介しました。新たな風路構造の採用や防音パネルの設置により高性能と低騒音を両立させたことや、排水の手間を軽減する新構造の「感動タンク」、さまざまな干し方の洗濯物に効率よく送風できる「デュアルルーバー」などを資料に基づき説明しました。
会場では、衣類乾燥性能や運転音を従来機と比較しながら体感いただいたほか、プラズマクラスターによる衣類の生乾き臭の消臭効果、「感動タンク」の実演も実施しました。


■ 18.5L※1/日の高い除湿能力と最短74分※2の衣類乾燥性能を低騒音で実現
本機は、室内に風を送り出す送風ファン周辺の形状を一新した風路構造を採用。内部の空気抵抗を徹底的に減らすことで、風量を確保しながら、ファンの回転数を抑えることが可能になりました。また、本体内部のコンプレッサーなどの振動や動作音を可能な限り遮断する防音パネルを採用し、定格18.5L/日の除湿能力、約2kgの洗濯物を最短74分で乾かせる高い衣類乾燥性能を、在室時でも使いやすい45dB未満の低騒音※3で実現しました。



■ 簡単に引き出し、傾けると水圧でふたが開き手軽に排水できる「感動タンク」搭載
排水タンクには、水の捨てやすさに配慮した新構造の「感動タンク」を搭載しました。当社従来機種のタンクは取っ手が本体下部に配置されており、水がたまった重いタンクを引き出す際、負担に感じるという声がありました。本機は、タンク上部にハンドルを設けることで、楽な姿勢で簡単にさっと引き出し、タンクを取り出せます。また、タンクを傾けると水圧でふたが開く構造の採用により、手軽な排水が可能です。


■ 生活に合わせたさまざまな洗濯物の干し方に対応する「デュアルルーバー」や、衣類の生乾き臭※4を消臭※5する「プラズマクラスター」搭載
2枚のルーバーで風をコントロールし、広範囲に送風する「デュアルルーバー」を搭載。左右170cm※6のワイド送風、本体真上への送風など、大量に干した衣類や真上に干した衣類をしっかり乾燥させることができます。また、「プラズマクラスター7000」搭載により、部屋干し時に気になる衣類の生乾き臭を消臭します。

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<CV-T190>と昨年モデルの除湿機の乾燥機能を比較。それぞれ濡らした衣類に風を当てました。サーモカメラにより、濡れたところは黒く映ります。左の乾燥実演前の画像では両方黒く映っていますが、20分後の乾燥実演後に、左側の<CV-T190>の風を当てた衣類はほぼ乾燥し、右側の衣類が湿ったままなのがわかります。



※1 除湿「強」運転時。室温27℃、相対湿度60%を維持し続けたときの1日あたりの除湿量。60Hz時。50Hz時は16.5L/日。
※2 衣類乾燥性能は一般社団法人日本電機工業会 自主基準(JEMA-HD090:2017)に基づき、以下の条件のもとで試験をおこなった値です。試験条件 ●部屋の広さ6畳相当 ●室温20℃、相対湿度70%、60Hz ●洗濯物:2kg相当(Tシャツ3枚、Yシャツ2枚、パジャマ1組、下着7枚、靴下2足、タオル3枚)●運転モード:衣類乾燥「速乾」運転時。
※3 除湿強運転時 42dB、衣類乾燥速乾運転時 43dB。
※4 <付着生乾き臭> ●試験機関:当社調べ ●試験方法:約22m3(約6畳相当)の試験空間で部屋干し衣類の生乾きのニオイ成分を付着させた試験片で消臭効果を6段階臭気強度表示法にて評価。■試験結果:約3時間で気にならないレベルまで消臭。<CV-E71>(プラズマクラスター7000搭載機種)のイオン送風「弱」運転で実施。※11※12
※5 試験空間での実証結果であり、実使用空間での実証結果ではありません。
※6 吹出口より前方約50cmにおける送風範囲です。
※7 <付着汗臭> ●試験機関:当社調べ ●試験方法:約22m3(約6畳相当)の試験空間で汗のニオイ成分を染み込ませた試験片で消臭効果を6段階臭気強度表示法にて評価。■試験結果:約6時間で気にならないレベルまで消臭。<CV-E71>(プラズマクラスター7000搭載機種)のイオン送風「弱」運転で実施。※11※12
※8 <付着タバコ臭> ●試験機関:当社調べ ●試験方法:約41m3(約10畳相当)の試験空間でタバコのニオイ成分を染み込ませた試験片で消臭効果を6段階臭気強度表示法にて評価。■試験結果:約90分で気にならないレベルまで消臭。<FU-F28>(プラズマクラスター7000搭載空気清浄機)の風量「強」運転で実施。※11
※9 <付着カビ菌> ●試験機関:(一財)日本食品分析センター ●試験成績書:第21118174004-0101号 ●試験方法:約20m3(約5畳相当)の試験空間でJIS Z 2911を参考にしてカビ菌を付着させた試験片で<CV-E71>(<CV-T190>より性能が低い機種)の除湿「弱」6時間運転と「運転停止」6時間を繰り返しおこない、カビ発育面積を比較。■試験結果:約7日後に増殖を抑制。
※10 <ピンクぬめり原因菌> ●試験依頼先:(一財)日本食品分析センター ●試験成績書:第19129957016-0101号 ●試験方法:約20m3(約5畳相当)の試験空間で本体から約150cmの位置に設置したある1種の酵母を付着させた試験片に水を滴下後、<CV-J71>(<CV-T190>より性能が低い機種)のルーバー下向きで除湿「強」4時間運転と「運転停止」20時間を毎日繰り返しおこない、機器なしと酵母数を比較。■試験結果:4日後、機器ありでは酵母の増殖を抑制することを確認。※12
※11 ニオイの種類・強さ・対象物の素材などによって、消臭効果は異なります。
※12 吹き出す風の当たらない部分の消臭やカビ菌の作用抑制はできません。
■ プラズマクラスター衣類乾燥除湿機ラインアップ
今回発表した<CV-T190>に加え、ハイブリッド方式の<CV-TH150>など、用途に応じて選べる全5モデルを同時に発売します。来場したメディア関係者へラインアップをお披露目しました。



<関連リンク>
・ニュースリリース:プラズマクラスター衣類乾燥除湿機<CV-T190>を発売
・製品サイト:プラズマクラスター除湿機