沖津社長がマレーシアおよびタイを訪問

4月16日(水)から4月18日(金)にかけて社長 CEOの沖津さんが、マレーシアおよびタイの当社の現地グループ会社を訪問しました。
まずマレーシアでは、シャープ・エレクトロニクス・マレーシア(以下、SEM)を訪問し、SEM従業員に対し、新組織体制、中期経営方針を説明するとともに、SEMが関わるスマートライフ・ビジネスグループおよびスマートワークプレイス・ビジネスグループの収益拡大の重要性について説明しました。

その後、SEMオフィスで開かれたディーラー向け展示イベント会場を視察し、現地幹部とディスカッションを実施。SEM社内の課題や、本社に対する要望・意見についてヒアリングするなど、精力的に現地従業員とのコミュニケーションを行いました。





続いて訪問したタイでは、2023年12月に連結子会社化し、シャープグループの一員となったエアコン向け熱交換器の生産会社であるTORC社(以下、TORC)を訪問しました。
まず現地従業員に対して、改めてシャープグループの概要について説明しました。その上で、TORCが欧米・日本向けのエアコンに搭載する熱交換器の製造・供給という非常に重要な役割を担っていることを説明し、2025年度以降の中期経営計画の遂行において、BUとのより強固な連携が重要であることを説明しました。

他にも、同社の工場での従業員の健康維持の取り組みや、事故を起こさない安全管理の徹底の必要性を伝えました。
TORC幹部からは経営状況や中期経営方針遂行に向けた取り組みについて報告を受けながら、今後の品質改善、収益性改善の取り組みなど、現場に入り込んでご自身の目で状況を確認されました。



続いて、同じくタイにある生産会社、シャープ・アプライアンシズ・(タイランド)・リミテッド(以下、SATL)を訪問しました。
SATLの従業員に対しても、新組織体制、中期経営計方針ついて説明。その中で、SATLのミッションはQCD(Quality/Cost/Delivery)の改善を図り、製品の質、効率性を上げ、シャープグループの収益力の向上に貢献することであると説明しました。
また、TORCがSATL傘下となって1年が経過したことを受け、TORC製造のエアコン向け熱交換器の品質・コスト改善についてこれまで以上に両社で協力して取り組むよう要請しました。
その後、冷蔵庫工場、エアコン工場、電子レンジ工場を視察し、品質改善、コストダウンに向けた課題について指導しました。




今回沖津さんが自ら海外拠点を訪問し直接説明したことで、現地メンバーの会社の方針に対する理解を深め、シャープグループ全体の結束を高めました。