「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に初出展!

東京ビッグサイト 東4ホール(4-501)
9月10日(水)から12日(金)の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催の「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に当社が初出展しています。
シャープブースでは工場や倉庫における自動化・省人化をサポートするロボティクスソリューションの展示として、倉庫でのピッキング作業を効率化する新製品のスリムスタッカー・ロボットストレージシステムなどを用意、各種ソリューションを提案しています。
1.ロボティクスソリューション
・スリムスタッカー・ロボットストレージシステム
工場や倉庫内の狭い通路でも走行が可能な「スリムスタッカー・ロボットストレージシステム」の新製品を出展しました。今回の新製品はロボットがピッキング作業者のもとへ品物を運ぶGTP(Goods to Person)方式の搬送システムです。
既存の設備を活用して導入できます。横幅700mmのスリムな設計で、一般的な倉庫の通路(900mm~)をそのまま通行できます。品物を載せる収納棚を切り離せる新機構により、商品保管棚から必要なものだけを載せて作業者のもとへ搬送し、収納棚ごと受け渡しできるので、大幅な生産性向上が図れます。


収納棚ごと左側へ移動しています
・スリム型スタッカー自動搬送ロボット
スリム型スタッカー自動搬送ロボットによるケースのハンドリングによる搬送ソリューションを提案。デモンストレーションを交えて紹介します。

2.スマートグラスを活用したピッキング支援ソリューション
Dynabook社製スマートグラスを活用したピッキング支援ソリューションです。作業時に装着するとガイドが表示されるので、目的の品物をすばやくピッキングできます。ハンズフリーで作業できるうえ、ピッキングミスも抑制。作業効率がアップします。

(右)ピッキング支援のモニター画面の展示(イメージ)

3.アルコールチェック管理サービス『スリーゼロ』
市販のアルコール検知器130種類以上に対応。スマホアプリ経由で検査結果をクラウドに送信・保存が可能です。出張先や直行直帰時など、遠隔地で測定された結果も、リアルタイムに把握・管理できます。


※オドメーター読み取り機能は「プレミアムプラン」が対象です。
4.その他
・無線デジタルピッキングシステム
無線デジタルピッキングシステムを提案。無線デジタル表示機と腕時計型のRFIDリーダー、ホストコントローラーからなるデモンストレーションを交えて紹介します。


・ハンディターミナル
ハンディターミナル<RZ-H271>を提案。部品棚などに設置されるディスプレイタグと工程管理や在庫確認などを行うハンディターミナル<RZ-H271>の連携などを紹介しています。




■シャープブース運営を担当するイベントプロモーション部運営担当の甲斐さんにお話を伺いました!

まだまだシャープのBtoB事業が広く世の中に知られていないという課題を持っている中、ロボティクス事業がメインターゲットにしている物流業界に向けて、大きくアピールしたいという目標を持って出展しました。
とはいえ、先の「関西スマート工場EXPO」「TECHNO FRONTIER」に比べて今回の「国際物流総合展」はより専門色の強い展示会なので、来場人数が心配でしたが、想定以上に多くの方にご来場いただけています。
新しくラインアップしたGPT方式のスリムスタッカー・ロボットストレージシステムには特に興味を持っていただけたと手ごたえを感じています。
ほかにも、Dynabook社製のスマートグラスを活用したハンズフリーのピッキング支援ソリューションや、アルコールチェック義務化対象企業に向けたアルコールチェック管理サービス、ハンディターミナルとディスプレイタグの連携による工程管理ソリューションなどの紹介もおこなっております。
残りの期間中もこの調子で事業の訴求・イメージの改革に努めてまいります。
<関連サイト>
製品サイト
・Dynabook社製スマートグラス<dynaEdge XR1>
SHARP Blog