八尾事業所で「アイシティ ecoプロジェクト」をトライアル導入
労使共同のボランティア組織「シャープグリーンクラブ(以下、SGC)」では、2025年9月1日より、八尾事業所で「アイシティ ecoプロジェクト※」をトライアル導入しました。
このプロジェクトは、全国でコンタクトレンズやケア製品を販売する「アイシティ」が、使い捨てコンタクトレンズの空ケースを回収・リサイクルすることで環境保護につなげる取り組みです。空ケースリサイクルの準備作業を障がい者の自立・就労支援に、得られた対価を全額、(公財)日本アイバンク協会へ寄付することで社会貢献にもつながる活動です。
設置から1か月が経過した10月1日に、SGC八尾事務局とともに回収ツールの中身を集計したところ、事業所の皆さんの協力により、1.92kgも集めることができました。

(左:回収ボックス、右:回収ボトル)


日本全体では、国民の約10人に1人がコンタクトレンズを使用しており、その内、約8割の人が「1日使い捨てタイプ」「2週間・1か月交換タイプ」のソフトコンタクトレンズを使用しているとされています。つまり、膨大な空ケースが発生していることになります。

空ケースはほぼすべての商品がポリプロピレンという非常にリサイクルに適した素材で作られている一方で、リサイクル比率は全体の2%程度にすぎません(アイシティ調べ「2023年アイシティ コンタクトレンズ販売実績」より)。
今後は他事業所・営業拠点などでの導入拡大を予定しています。小さな回収ツールもあり、手軽に参加できる社会貢献活動ですので、ぜひ、ご協力をお願いいたします。
※:アイシティ ecoプロジェクト(取り組みの詳細)

