シャープ・アメリカが「NEXT 2025」を開催

SIICAのプロダクトマネジメント&プロダクションプリント担当VPのディノ・パグリアレロさんが、NEXT 2025の場でシャープの新しいA3サイズ対応複合機のラインアップを披露

10月7日から9日まで、フロリダ州オーランドのRosen Shingle Creekホテルにて、全米から約130社・300名のイメージングディーラーが参加する、隔年開催のパートナーイベント「NEXT 2025」をSharp Imaging and Information Company of America(SIICA)が実施しました。

基調講演にはシャープ幹部に加え、ディズニーでイノベーション責任者を務めたダンカンさんも登壇。さらに、オペレーション効率化や人材戦略をテーマにしたディーラー主導のパネルディスカッションも実施され、協働の力と前向きな思考が会場全体を刺激しました。加えて、新しいハードウェアやソフトウェアソリューションの発表もあり、変化の激しい市場環境でディーラーをいかに支援していくかという、シャープの姿勢を示しました。

新しい形式のイベント
今回のイベントでは、従来の大規模な製品展示をあえて廃止する大きな改革を行いました。従来は広い会場を使って製品展示やパートナー各社のブースを並べる形式でしたが、これを取りやめたことで、以下のような効果が得られました。


・内容のすべてをシャープ主導で構成でき、ディーラーとより深い対話が可能になった
・展示に時間を取られることなく、ディーラーとの明確な事業課題や戦略に集中した議論が実施できた
・従来予算の半分が大規模な製品展示にかかっていたが、その大幅削減が実現し、その分をコンテンツの質向上に再投資できた


2日の期間中、午前中は全体セッション、午後からは20を超える分科会を実施。どのセッションも「これからのSIICAとディーラーの成長」を中心テーマに据え、内容のすべてをシャープ独自の発信で構成しました。

NEXT 2025が示した“次の一歩”
NEXT 2025は単なるイベントではなく、シャープが「共創」「変革」「パートナーの成功」を本気で重視していることを示す場となりました。共有された洞察や戦略は、次年度以降のSIICAの取り組みに確かな指針を与えるものです。

このイベントをきっかけに、アメリカ市場でのディーラーとの連携はさらに強化され、シャープ全体のブランド力向上にもつながることが期待されています。

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Sharp Electronics Corporation (SEC)

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