プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機新製品発表会を開催しました

2025年8月28日2025年8月28日 kanai.ikuko@sharp.co.jp SAS事業本部、プラズマクラスタ―ドラム式洗濯乾燥機

8月26日（火）、業界最高水準^※1の省エネ実現に加え、洗濯機で初めて^※2生成AIサービスに対応したプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機2機種のメディア向け新製品発表会を東京で開催しました。

プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機新製品ラインアップ
左から＜ES-12P1-W（マットホワイト）＞、＜ES-12X1-W（マットホワイト）/-H（グレイングレー）＞

最初に、SAS事業本部副本部長の小森さんより、洗濯機の市場動向を紹介。家事負担の軽減や省エネ性、乾燥性能に優れたドラム式洗濯乾燥機へのニーズが依然として高く、引き続き伸長が予測されることを説明しました。

次に、同清潔ランドリー事業部国内商品企画部主任の古本さんより、新製品の特長を紹介。当社独自の「ハイブリッド乾燥NEXT」や「ネイチャーテクノロジー」により、業界最高水準の省エネを実現していることや、タオルの仕上がりに特化した新開発の「タオルケアコース」、洗濯機として業界で初めて生成AIサービスに対応した「COCORO HOME AI」などを、動画も交えながら説明しました。

さらに、会場では、「COCORO HOME AI」のデモ実演を実施。洗濯に関する質問事項を入力するなど、多くの参加者に体験いただきました。また、「タオルケアコース」と標準コースで洗ったさまざまなタオルも並べて展示。洗い上がりの違いを確認いただきました。

※1 国内で販売されている乾燥容量6kgクラス洗濯乾燥機において。＜ES-12X1＞洗濯～乾燥6kg：消費電力量590Wh。＜ES-12P1＞洗濯～乾燥6kg：消費電力量700Wh。2025年8月26日現在（数値は日本電機工業会自主基準による）。
※2 国内家庭用洗濯機と連携した生成AIによる応答サービスにおいて（当社調べ）。2025年8月26日現在。2025年9月11日サービス開始。

■当社独自のハイブリッド乾燥技術＜ES-12X1＞と「ネイチャーテクノロジー」を採用。業界最高水準の省エネを実現

上位モデルの＜ES-12X1＞は、ヒートポンプとサポートヒーターの組み合わせによる高い乾燥力が好評の「ハイブリッド乾燥NEXT」を搭載しています。乾燥運転の開始時に温度・湿度センサーで衣類から発せられる湿気の量などから素材を見極め、乾きやすさを判別。運転中には衣類の乾き具合を細かくセンシングしながら、衣類を温めるサポートヒーターと衣類から出る湿気を除湿するヒートポンプを組み合わせ、効率的に制御します。

また、両機種とも当社独自の生物模倣技術「ネイチャーテクノロジー」を採用した「モモンガファン」を引き続き搭載しています。モモンガの滑空姿勢を応用したファンにより、洗濯槽内に送り込む風量がアップ。乾燥効率を上げることで、業界最高水準の省エネを実現しています。乾燥運転後のシワもさらに軽減します。

■タオルの機能（吸水性・肌触り）低下を抑制する「タオルケアコース」を新搭載＜ES-12X1＞

「タオルケアコース」（定格容量：洗濯～乾燥運転2kg）を新たに開発。洗濯のたびに徐々にタオルの機能性が低下していくのを抑えます。洗濯から乾燥の各工程でタオルの傷みを抑える制御をおこない、最後の乾燥工程では、当社独自のハイブリッド乾燥技術と温度・湿度センサーにより、約50℃の低温風で乾燥することでパイル（タオルのループ形状の繊維）のつぶれを抑制します。プラズマクラスターにより、除菌^※3・消臭^※4もおこないます。

※3 ●試験機関：（一財）日本食品分析センター ●試験方法：菌を付着させた試験布を洗濯～乾燥運転させた際の菌の減少率を測定 ●除菌方法：プラズマクラスターおよび洗濯～乾燥運転による ●対象部分：ドラム内の衣類 ●試験結果：洗濯～乾燥運転で菌を99％以上抑制 ●イオン濃度：約600,000個/cm³（ドラム中央部）。
※4 ●試験機関：（株）総合水研究所 ●試験方法：汗臭を塗布した試験布を洗濯～乾燥運転させて測定、6段階臭気強度表示法に準拠して評価●対象部分：ドラム内の衣類 ●試験結果：洗濯～乾燥運転で99%以上抑制 ●イオン濃度：約600,000個/cm³（ドラム中央部）。

「タオルケアコース」と「標準コース」によるタオルの仕上がり比較
右が「タオルケアコース」で洗濯したタオル

■洗濯機で初めて、生成AIサービス「COCORO HOME AI」に対応

生成AI技術を活用し、洗濯に関するお悩みに答える新サービス「COCORO HOME AI」を開始します。洗濯機の使い方を知りたいときはもちろん、コートやジャケット、さらには浴衣など、洗い方が分からないときなど、洗濯に関するお悩みに生成AIが回答します。
スマートフォンで、スマートホームアプリ「COCORO HOME」から生成AIサービス「COCORO HOME AI」を開き、質問をテキストで入力すれば、取扱説明書や製品FAQなどのデータベースをもとに自然な言葉で返答。質問の内容に応じて、洗濯物の種類やご希望の洗い方に合わせた専用のダウンロードコースも提案^※5します。本体に搭載していないコースは、そのままクラウドサービス「COCORO WASH」にアクセスして洗濯機本体にダウンロードできるので、すぐに洗濯を始められます。

※5 クラウドサービス「COCORO WASH」の「アイテムから選ぶ」でダウンロードできるコースに限ります。