【シャープ横断♪バトンリレー】第21走者◆喜んでもらうことが原動力。
西本さんからバトンを受け継いだ、通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部の大川喬弘です。
西本さんのような大長編を書けるほどのキャリアは持ち合わせていませんが、せっかくの機会を頂きましたので、社内ジョブチェンジごとで会社人生を区切って振り返ってみようと思います。
■ ソフト開発時代(2005~2011)
大学では医療画像の3次元画像解析システム構築をテーマに3年間研究してきましたが、それとは全く関係のないシャープに入社しました。当時は、就職氷河期だったので、大学推薦による就職先リストに載っていて、とにかく有名だったからというのが正直な気持ちです。ただ、面接前に見ていた企業パンフレットに載っていたパーソナルサーバー「ガリレオ」は面白くて惹かれていたので、入社できたらいつか何か面白い商品に関われるかもしれないという気持ちもありました。

https://jp.sharp/galileo/guide/index.html
そして、広島の通信システム事業本部に配属され、欧州向けの携帯電話(ガラケー)のソフト開発部に着任しました。着任して早々に、GX40という機種の動作確認を現地でテストするため、イギリスに3か月行くこととなりました。

「まだ会社に慣れてもいないのに、絶対に無理だ・・・」と愚痴りながらも、現地スタッフや日本からのご支援もあり、なんとか乗り切ることができました。いま思えば、海外で長期間仕事ができたことは、貴重な経験でありがたいことでした。
(心の声)#夏休みにフランスにも足を運んで、さらに貴重な体験に!

その後はサクっと書くと、
ソフト開発部で3年経過⇒緊プロ発足⇒突然の奈良(大和郡山)への異動⇒
翌月に緊プロ解散(?!)⇒勉強と言う名の社内ニート的期間
という怒涛の業務変更がありました。
(心の声)#最後のニート的期間は、時間の流れがとても遅く感じました。
その後、奈良に居ながら、通信システム事業本部のお仕事(Androidスマートフォンのソフト開発)で職をいただき、アプリ開発やAndroid Framework開発に携わらせていただきました。この頃、スマホは黎明期で、お店やテレビCMで商品をよく目にすることができたので「世の中に届いた!」と初めて実感できました。実に、入社して5年経過してからのことでした。開発を5~6機種ほどこなしてきた頃に、人事異動の話がやってきました。

■ 営業時代(2011~2013)
「開発者も営業現場を知らなあかん!」の号令のもと、本部間ローテーションの話が持ち上がり、その初年度として、私を含めて10人ほどの技術者が情報通信営業本部へ異動することになりました。本当は全員を東京に集める予定だったようですが、ちょうどその頃に第一子を妊娠中だった妻の負担を考えてくれた上司(鈴木郁子部長)のお取り計らいにより、転居を免除する形で、私だけ関西営業部(西田辺の旧本社)へ配属されました。
関西営業部では、それまで開発に携わっていたスマホの販売促進をするために、ドコモ関西支社・広域/地場の販売代理店・ドコモショップなどなどで、シャープスマホを気持ちよく売っていただくための商品紹介や、販促施策提案などをメインにやりました。最初は「絶対に畑違いだ・・・」と思っていましたが、優しく指導してくれたコーチ・諸先輩方のご支援により、それなりにこなすことができました。開発の知識を組み合わせて商品とその使い方を説明すると、まだスマホが現在ほど普及していない時期でもあったので、様々な人から感謝されました。今までの仕事とは違って、営業の仕事では本当に多くの人達との出会いがあり、その折々で感謝してもらえたり、ときには無理をお願いする交渉事を快く引き受けてくださるなど、気持ちの通じ合いを感じられる経験があったり、「仕事は人間関係が大切」であることを改めて実感しました。
営業での2年間は、仕事内容の変化だけでなく、会社が「経営再建中」とたくさん報道されるほどの状況にあり、いつのまにかローテーション施策もなくなっており、「このままでいいのか・・・」と悩み、転職活動も少しやりましたが、「やっぱり喜ばれると嬉しい」という、ちょっと単純な自分に気づけた意味深い時間だったと思います。

■ 商品企画時代(2013~2023現在)
ひょんなことから、通信事業本部の総務部長と面談する機会があり、これまでの経歴と心境をお伝えしたところ、通信事業本部 商品企画部への異動となり、再び広島へ移ることとなりました。元のソフト開発部には戻らずに、「何が喜んでもらえるかを直接的に考えられる部門」へ。 ソフト開発部の経験もあったので、スマホの独自特長となるアプリのUIUXを企画して実行することをメインに担当しています。現在に至るまで、関わったお仕事はそれなりの数がありますが、2個にしぼって紹介します。
①音声アシスタント「エモパー」
スマートフォンAQUOSに標準搭載されている当社独自の音声アシスタント『エモパー』は、スマホを自宅で置くだけで向こうから音声で話しかけてくる受動的な体験が特長です。しかも、お話しする内容は「今日の天気」「明日の予定」「急上昇ワード」「昨日人気だったテレビ番組」などの様々な情報に加えて、挨拶やダジャレ、スマホを落とすと「痛い!」と喋るなどの面白さもあり、お客様のパートナーのような存在を目指しています。現在進行形で担当しており、2014年のデビューから、話題追加や機能追加などを続けて現在で10年目に入りました。

https://k-tai.sharp.co.jp/dash/emopa/index.html
エモパーの企画業務の良い所は「すぐ試せる」ところです。思いついたことを強力な開発者に即座に形にして頂き、すぐにアプリ配信して、お客様の反応を見れます。「これはアカンかったか~」「そこでウケるのか~」⇒「ならばこうしてみよう」というPDCAを速く回せます。「こんな風に喋ったらウケるかな~、うっしっし」という気持ちで喋る内容を作るので、文字通り、喜ばれるために働いています。
②トヨタ自動車向け「リヤマルチオペレーションパネル」
いままでソフト開発やソフトの企画を経験してきましたが、ここで初めてカタチのある物品の企画業務を経験することになりました。それが、トヨタ自動車向け「リヤマルチオペレーションパネル」です。と言っても、納入先のトヨタ車体が商品を企画しているので、私は社内商品化プロセスに関わり、出荷のために社内名を決めるところから始まり企画決定・価格決定・契約締結・電子銘板などなど様々なことを経験させていただきました。特に、コスト(個別採算)はきめ細かく分かってないといけないのに、それが知識不足のために、プロジェクト関係者に終盤までかなりご迷惑をかけてしまいました。築き上げた自信は、とても薄っぺらいものだと自省することもたびたびありました。ほかのことで挽回してプロジェクト関係者に喜んでもらおうということで、プロジェクトに貢献できたことの1つとして、社長間の契約締結を推進して当社がトヨタのTier1※になれたことが挙げられます。大きな出来事なので、締結完了の瞬間、「やっちまったな」という言葉がこぼれ出たのを覚えています。
※ 自動車業界では完成車メーカーに直接部品を供給するメーカーのことを指します。

https://corporate.jp.sharp/news/231030-a.html
会社人生はまだまだ続きますが、喜んでもらうことを忘れずにいきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回のバトンは、
未定!!笑
だれにバトンを渡そうかな。声を掛けてほしい方募集中です!

(大川喬弘/通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部)
≪シャープ横断♪バトンリレー≫とは…?
みなさんの人脈を駆使しバトンのようにコラムを繋いでいくという、太古の昔からある数珠つなぎ企画!第21走者は通信事業本部の大川さんでした。第22走者は、大川さんから誰にバトンを託されるのか。お楽しみに♪