【シャープ横断♪バトンリレー】第42走者◆開発の日々に彩りをくれる、人とのご縁と写真

このバトン、受け取ってくれませんか…!」
ある日、同期の佐藤さんからそんなチャットが届きました。とりあえず「了解です〜」と返事した私。
…で、いざ書くとなると「え、何書こう?」と悩みつつ、今キーボードを叩いています。

みなさん、こんにちは!
SAS事業本部 清潔ランドリー事業部 洗濯機技術部の倉持です。
アイコンは小学生の姪っ子が描いてくれた似顔絵。ちょっと盛られてますが(笑)
姪の目にはこう映ってるみたいなのでご容赦ください。

写真に映る背中が姪です。長期休みのときに一緒に遊びに行ってます。

第41走者の佐藤さんのコラム、新入社員研修や同期の話がたくさん書かれていて、とても懐かしい気持ちになりました。素敵なコラムをありがとう!

私は今の部署に異動して1年半。「極節水洗濯機」という、排水を濾過・除菌して再利用する循環型浄水システムを搭載した洗濯機の開発に携わっています。担当は主に“測定・評価”。日々データと格闘しています。

上記写真は、2023年 「SHARP Tech-Day」での「極節水洗濯機」の展示。現在はさらに進化したシステムになっています。
(SASの人は清潔Lの方針徹底会の資料で最新が見れるかも…!?)
引用元:SHARP Blog「SHARP Tech-Day」開催中! -シャープの最新技術で近未来を体感-
https://blog.jp.sharp/2023/11/10/41817/

この部署に来る前は、要素技術開発部でいろんなテーマを経験しました。新規除湿材料、高周波を用いた解凍、真空減圧での高品位乾燥、エアコンソフトの検証、ANCによる騒音低減、PCIの新規事業企画など…。分野も内容もバラバラですが、その分たくさんの学びを得られました。

要素技術と事業部の一番の違いは「スピード感」。発売が決まっているテーマは全力疾走だし、シーズ(種)の段階だと先が見えず長期戦になります。高周波解凍機には長く取り組みましたが、結局製品化には至らず…。悔しい経験でした。ただ後に別の技術(選択加熱技術やハイブリッド解凍技術)に知見が活かされているようで、少し報われた気がしています。

私は大学で機械や電気を専攻していたわけではなく、入社後は基礎用語から勉強の毎日。そんな私に根気強く教えてくださった大先輩方には感謝しかありません。今でも敷地内ですれ違ったときに声をかけてもらえると「覚えててくれたんだ!」と嬉しくなります。

◆仕事以外のこと

私が入社した頃、会社は経営的に大変な時期でした。そんな中で出会ったのが「カエル会」。世代や部署を越えてつながり、学び合う有志のコミュニティです。

このカエル、見かけたことありますか?いろんなイベントをやっていたのが懐かしいです。

初めて参加したときは衝撃でした。「こんなにエネルギッシュで熱い人たちが社内にいるんだ!」って。しかも頭の回転が速くて洗練されている。一方で、私は全然ついていけず歯がゆかったのですが、その経験をきっかけに思考ツールの勉強にハマりました。

特に印象に残っているのは、他事業所の方々と夜遅くまで語り合ったこと。立場も専門分野も違うのに「会社を良くしたい」という想いは共通で、とても心強く感じました。そのときの熱気は今も忘れられません。このつながりは単なる“仕事仲間”ではなく、人生のいろんな場面で支えになっています。気軽に相談できる仲間がいるのは本当にありがたいです。

◆好きなこと

少し柔らかい話題を。私の趣味のひとつは「写真」です。

昔から風景を撮るのが好きで、特別な場所に出かけることもあれば、日常の何気ない瞬間を切り取ることもあります。以前はミラーレス一眼をよく使っていましたが、今はもっぱらスマホ。最近のスマホは本当にきれいに撮れるので驚いています。

撮った写真を見返すと、そのときの空気や気持ちまで思い出せるのが写真の良いところ。落ち込んだときに写真を見返すと少し前向きになれます。私にとってアルバムは小さな“元気の源”です。

ここで、最近のお気に入り写真をいくつか。

福井旅行にて。夕暮れ時の空がとってもきれいでした。

堺市にある大鳥大社。四季折々の花で彩られた花手水に癒されます。

静寂に息づく鮮やかさに思わずパシャリ。

ある日の仕事帰りに空を見上げると虹がかかっていました。

◆そして次のバトンへ

そろそろ締めですね。
次は、私に「人とのつながり」を教えてくださった尊敬する超仕事のできる大先輩、

SAS事業本部 PCIヘルスケア事業部 品質部
山田慶太郎さん


にバトンをお渡しします。よろしくお願いします。

(倉持優理/SAS事業本部 清潔ランドリー事業部 洗濯機技術部)

≪シャープ横断♪バトンリレー≫とは…?
みなさんの人脈を駆使しバトンのようにコラムを繋いでいくという、太古の昔からある数珠つなぎ企画!第42走者はSAS事業本部の倉持さんでした。第43走者は、倉持さんからバトンを託された山田さんです。お楽しみに♪

購読登録しませんか?