オススメの一冊(35)仕事と人生に効く教養としての紅茶

みなさんから募集した、とっておきの書籍を紹介します。ご自身の参考や、ご家族に紹介したくなる一冊とめぐり会えるかもしれません。

仕事と人生に効く教養としての紅茶

藤枝理子 著 (PHP研究所)

ここ数年、雑誌やネットで、カフェやホテルのラウンジなどでのアフタヌーンティーの特集がメディアで取り上げられることが多くなっており、スイーツ好きな自分もある程度予備知識を持っておいた方が良いかと思い、読んでみました。

本書は、紅茶の入れ方や飲み方などのマナーにとどまらず、紅茶をめぐる歴史や紅茶の産地に関する知識、日本の茶道との比較など、紅茶に関する事柄が幅広く記載されたものとなっています。

もともと紅茶やスイーツに興味のある方が、紅茶を起点としてさらに知識を広げることができる本であるのはもちろんですが、植民地や貿易の話など、グローバルな問題を知ることのできる本でもありますので、紅茶党ではない方も得るところがある本なのではないかと思い、ご紹介させていただきました。

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