アマチュア無線クラブ(八尾)

戦前から脈々と続くシャープのアマチュア無線クラブについてご紹介します。お住まいや勤務地にかかわらず、全国の社員のみなさんを、歴史ある「シャープアマチュア無線クラブ」にお誘いします。

最近のアマチュア無線はスマホに押され気味ですが、シャープアマチュア無線クラブでは、毎週開催のネットミーティングや地域間交流を通じて全国に大勢いるシャープアマチュア無線関係のメンバーのチームワークを保ちつつ、若者の将来を応援する活動を行うなど、全国のみなさんで一緒に楽しむ様々なアマチュア無線活動を展開しています。

ご自身がアマチュア無線をされている方はもちろん、興味はあるが手が出ないという方、今は諸般の事情でお休みしているけれどももう一度やってみたいという方、お子さんに実践的な科学技術の一端に触れさせたいと考えておられる方など、一緒にアマチュア無線を楽しみませんか?

左から、JA3YHUの岸現会長(JE3NHK)、
1964年のJA3YHU開局当時の初代会長荒川氏(JA3AER)
☆活動内容・ネットミーティング Sharp Corporationネット(毎週)
 ①オンエアミーティング
 ②インターネットミーティング
・フィールドミーティング、社外クラブとの交流、
 関ハム(関西アマチュア無線フェスティバル)や、
 関西ハムシンポジウムなど、関連団体のイベントへの参加、
 放送局等の⾒学、海外交流
・地域間交流(年一回)
☆活動日月1回毎月第2水曜日  12:00~15:00
毎週日曜日 21:00~(オンエアミーティング)
毎週日曜日 21:30頃~(Echolink)
☆活動場所八尾事業所
☆連絡先ブランド)ブランド戦略推進部 岸 高史 
メール:kixlocal@rinku.zaq.ne.jp
TEL:8-570-034775

シャープアマチュア無線のルーツ

シャープアマチュア無線のルーツは戦前にさかのぼります。1933年(昭和8年)に早川金属工業が西田辺の当時の本社研究所に開設した受信局が最初です。1939年(昭和14年)7月にはその局をもとに、私設短波長無線電信無線電話実験局J3HGを開設しました。1925年(大正14年)のラジオ開発で電鍵を操作されている早川徳次翁の写真は有名ですが、アマチュア無線も、ラジオを祖業とする電機メーカーシャープの黎明期を支えていたのです。

戦後は、1963年7月12日に結成された八尾事業所のJA3YGM(早川電機・八尾アマチュア無線クラブ同好会)によって始まりました。往時は長池町の本社に1964年に開局したJA3YHU、平野のJA3YJM、大和郡山のJA3YQC、広島のJA4YIH、矢板のJA1ZJL、社友会のJL3YJLなど全国7局のクラブ局が活動していました。

それ以来、60年を超える歴史は山あり谷ありですが、年一度の地域間交流会や、毎週開催でどなたでもご参加いただけるSCネット(Sharp Corporationネット)と呼ぶ2つのネットミーティング※1、①1987年以来合計1800回を超えたオンエアミーティングと、②電波が届かない地域からも気軽に参加できるインターネットを使ったミーティングを通じて、現在もメンバー間のつながりを維持しており、地域を超えた交流を継続しています。

最近、その交流の拠りどころとして、前述のJA3YHUをもっと活用してはどうかとの意見が上がり、冒頭の写真のように本格的なアマチュア無線活動を再開しました。

1981年当時の免許状
JA3YHUの現在のアンテナ

※1 実施中のネットミーティング:SCネット
   ・オンエアミーティング:毎週日曜夜21時00分から144.165MHz±、SSBで実施。MC:JA3IBU
   ・Echolink:毎週日曜夜21時30分頃から実施。PC、スマホのアプリでJA3AERにつないで下さい
※2 アマチュア無線局同士が交信したことを証明するために交換する「交信証明書」

最近の活動

JA3YHUの最近の活動をご紹介します。
JA3YHUは、最近本拠地を戦後のシャープアマチュア無線発祥の地である八尾事業所に移し、社友会本部のラジオ愛好者同好会※3が中心になっておおむね月一度の活動を継続しています。八尾からの通常の交信や屋外に出てのフィールドミーティングはもちろんですが、自分たちの歴史を知る活動、それを活かしたさまざまなイベント企画や支援、業界や海外との交流会や見学会、青少年団体との交流会など、楽しむことだけではなく、歴史を語り継ぎ、若者の将来を応援する活動を行っています。

最近の代表的な活動をご紹介します。
昨年秋、年一度開催している広島地区との定期交流会を開催し、同時に、教育・研究価値が高い「ラジオ博物館 東広島」の設立開所式を行いました。40名近いメンバーと、多くの地域住民の方が集まりました。海外からのお客様もあり、国際交流の機会にもなりました。
また、FM大阪の放送設備の見学も行いました。

万博特別記念局JA3XPOをJA3YHUで運用

さらに、55年ぶりに復活した万博特別記念局JA3XPOをJA3YHUで運用しました。多くの交信はもちろん、体験運用制度※4を利用して、子どもさんらと一緒にアマチュア無線を楽しむことができました。ニコニコ、ドキドキしながら知らない人と初めて交信する子どもさんらの満面の笑顔が強く心に焼き付きました。

※3 社友会ラジオ愛好者同好会のホームページ
   https://spshyukai.sakura.ne.jp/radio/sharp_radio.html
※4 アマチュア無線の交信体験制度(体験運用)
   https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/ama_experience/index.htm

3月末には、奈良市平城山で開催されたボーイスカウトのイベントからもお声がけいただきました。昨年の放送開始100周年の機会に製作した「国産第一号鉱石ラジオ」レプリカや、修復した発売後100年近く経つ真空管ラジオを持参して参加しました。これらの古いラジオを若いスカウトたちに聴いてもらいながら、「何もない時代にラジオの普及に力を尽くした多くの技術者に思いをはせ、皆さんが、「自分も100年先に何かを残せる人になりたい!」と考えるきっかけにしてほしい」とお話ししました。

(左)国産第一号鉱石ラジオと、(右)シャープミュージアムと共同企画・開催した放送開始100年記念展「よみがえった100年前のラジオで放送を聴いてみませんか」で製作したレプリカ(右)
日本ボーイスカウトアマチュア無線クラブ主催の「ラジオスカウティングinアイコムならやま研究所2026」に参加。
全国11都府県から合計61名のスカウト、リーダーが集まる中で、子どもたちとの語り合う時間を持った

このように、自分たちが集って楽しむことはもちろんですが、博物館の運営やアマチュア無線の活動を通じて日本の将来を支える子どもさんや若い方々と「科学技術の夢」の一端を「共有」できつつあります。知名度が高い大手電機メーカー関連のアマチュア無線クラブとして、社会への恩返しの一歩を踏み出すことができつつあると考えています。

現在のメンバー

シャープのアマチュア無線界には、全国に尖がったメンバーが大勢います。

93歳になられる超OT(Old Timer)※5を筆頭に、開局70年近い大OM(Old Man)※5、DXCC Honor Roll’erやFive-Band DXCCの保持者、JARL世界一万局賞の受賞者、AJAに熱中するOM、広大なアンテナファームを所有するOM、アンテナ研究に長けたOMや何でも作ってしまうOM、世界を一人で旅するYoutuber OM、大阪・関西万博のボランティアに励んだOM、真空管オーディオや切手収集の道を極めたOM、地域クラブでの活動を何十年も続けているOMなど。

みなさんそれぞれ、得意分野のコミュニティとのつながりを持っています。話題が広く、次々と新しいことを考え、嬉々として楽しんいます。気さくで、すぐに打ち解けあうことができる方々ばかりです。

各エリアの、suffixの最初の文字がAの大OM三氏。左から、JA4AZC、JA3AIX、JA3AER

※5  OM(Old Man)、OT(Old Timer)。アマチュア無線界では、「○○先輩」、あるいは「○○さん」という敬称として「<姓>OM」のように使われます。OTは「Old Timer]で、「OM」よりもさらに古い大先輩という意味で使用します。

シャープアマチュア無線活動の今後

会話だけならスマホが便利と、最近のアマチュア無線はスマホに押され気味ですが、アマチュア無線は、実は人的交流が楽しいのです。どなたかとお話しすればその方が活動されているコミュニティとも交流が生まれ、笑顔が拡がります。その拡がりこそがアマチュア無線の特色です。

このようにアマチュア無線の楽しみは会話・交信だけではありません※6。JA3YHUを旗印にさまざまな角度から楽しんでいるシャープアマチュア無線活動は、先に述べた尖がった方々に支えられつつ、周囲の方々と積極的な交流を行うことでさらに拡がりつつあります。

今後は、社会への恩返しはもちろん、「ひとの願いの、半歩先。」を目指して、皆さんで一緒に楽しめるアマチュア無線活動を推し進めます。インターネット技術を導入して、クラブ員なら誰でも、全国何処からでも何時でもJA3YHUを運用できるようにリモート運用の環境を整えたり、クラブコールサインを持ち回り運用したりもできるでしょう。存在感を世に示すような、EME (Earth-Moon-Earth 月面反射通信)など簡単には実現できないことにもチャレンジしたいです。

※6 アマチュア無線の楽しみ:  アマチュア無線のジャンル別楽しみ方コレクション
https://www.jarl.org/Japanese/6_Hajimeyo/6-1-1.htm

お誘い

シャープのアマチュア無線に興味を持っていただいたみなさま、シャープアマチュア無線クラブでアマチュア無線の活動を一緒に楽しみませんか?

アマチュア無線は、電子立国日本を支えた「草の根活動」のひとつです。シャープでも、戦前の「神代の時代」以来、パイオニア精神あふれる多くの先輩達が大手電機メーカーシャープの会社としての祖業を支えてきました。

そして今も多くの特徴あるメンバーが集っています。豊富な話題を持つ心の広いメンバーの集まりで、さまざまな活動を行っています。安心して飛び込んでいただけます。

幅広く会社の現役のみなさんにもご参加頂いてアマチュア無線を楽しみ、世代間交流を図りながら新しい技術にチャレンジし、また新しいテーマを見付け、さらに幅広い活動を行って、これらを次世代につないでいくことができればと考えています。

みなさまからのご連絡をお待ちしています。


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