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キャリア採用チームに聞く!シャープの“人”への投資と採用活動の進化

2026年1月8日

著者:広報U

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こんにちは、広報のUです。
シャープでは近年、キャリア採用に力を入れており、2024年度では入社者の約30%を占めるまでに拡大しています。かつては新卒採用者の終身雇用が中心だった雇用形態から、なぜここまで大きくキャリア採用に力を入れるようになったのでしょうか。

そこで今回は本社でキャリア採用を担当する人事部の西谷と屋宜やぎに、シャープのキャリア採用活動について聞きました。

西谷(左)と屋宜

―お二人が所属している採用チームについて紹介してください。

(西谷)シャープ歴の長いメンバーと他社でキャリアを築いてきたメンバー、それに今年から新卒入社の社員も加わり、多様な人材で構成されているチームです。採用の仕事は一般にイメージされている人事業務とは特性が少し異なると言われますが、私たちも営業や企画など人事ではない経験を持つメンバーが大半です。

(屋宜)私はキャリア入社でこのチームに加わりました。メンバーそれぞれ経験が異なるので、仕事の進め方や考え方もさまざまです。真剣に議論する場面もありますが、時折話が脱線して雑談が盛り上がることもあり、前向きに仕事を進めやすい雰囲気だと感じています。

シャープが“人”に投資する理由

―キャリア採用を強化するに至った経緯について教えてください。

(西谷)当社では、構造改革期に一時的に採用を抑制しており、その結果、30~40代の人材層が薄くなってしまった課題がありました。この課題を解決するための採用活動を進めています。加えて、今後もさらに積極的な人材投資を進めるべく、2025年5月に発表した中期経営計画においては、人材戦略の強化を打ち出しています。具体的には、「人への投資の拡大」「従業員エンゲージメントの向上」「高度専門人材の獲得」といった取り組みを重点項目としました。これらを踏まえ、幅広い人材を採用するため、キャリア採用の強化を進めています。

採用活動の進化について

―これまでの採用活動と大きく変わった点はどこでしょうか。

(西谷)これまでは、当社に応募してきてくれる人を待ち、面接して選ぶという採用活動で良かったかもしれません。しかし、現在、採用が上手くいっている企業は「選ぶ側」から「選ばれる側」であるということを意識した採用活動を行っています。当社に来てほしい人に、当社の採用情報を届け、興味を持ってもらわなければならない。つまり、「選考」だけではなく「認知・関心」を高めるための活動に力を入れるようになりました。

―具体的にはどのように活動方針を変更したのでしょうか。

(屋宜)まずは、採用手法の一つである「ダイレクトリクルーティング」の浸透です。これは、求人部門の社員が求める人材に対して、直接スカウトメッセージを送る能動的な採用活動です。

ダイレクトリクルーティングでは、スカウト後すぐ採用面接をするのではなく、主に応募者の直属の上司となる部門のマネージャーが「カジュアル面談」を実施します。この面談は、応募者と会社の双方にメリットがあります。求人部門側は詳しい採用情報を伝えることで、応募者の興味を深めることができ、応募者は雰囲気や疑問点を直接確認することで、不安を解消し、納得したうえで応募することができます。
この2年間で、キャリア採用で入社した方の約35%がダイレクトリクルーティング経由になるまでに成長しました。

ダイレクトリクルーティングの構図

次に、「採用エージェントとの関係構築と連携強化」に取り組みました。これは、エージェントに対して、求人部門の採用情報を積極的に届け、当社への興味と関心を深めてもらうことで、紹介意欲を高めていただく活動です。

採用エージェントは、当社だけでなく多数の企業を支援しているため、当社の採用情報を印象づけるには、継続的に接点を持つことが重要です。そこで、接触頻度を高める取り組みに加え、私たち採用チームだけでなく、求人部門の担当者からも、求人情報や選考状況に関するコメントを直接エージェントに伝えることを意識しました。特に、具体的な業務内容や、求める人材層・必要なスキルなど、部門の現場でしか把握できない情報を正確に共有することで、認識の違いを防ぎ、精度の高い人材紹介につなげています。結果、情報共有がスムーズになり、紹介数も増加しました。これからも、求人部門と連携しながら、エージェントとのつながりをさらに強めていきます。

採用エージェントとの構図

―では、キャリア採用チームは求人部門とどのように連携を行っているのでしょうか。

(西谷)キャリア採用活動は私たちキャリア採用チームだけでなく、実際に人材を必要とする部門の主体的な関わりが欠かせません。求人部門や採用エージェント、応募者の橋渡し役として、情報提供や面談をはじめとする出会いの場をアレンジするのが、私たちキャリア採用チームの役割だと認識しています。
また、応募者やエージェントの疑問や不安に応えるため、面接やミーティングで聞きそびれた情報をフォローし、必要に応じて部門長へ確認するなど、データだけでは見えにくい部分を補う役割も担っています。結果、選考中や入社後のミスマッチを減らすことができます。

最も心がけていることは、部門の採用活動に要する負担を軽減しつつ、いかに主体的に採用活動に取り組んでいただく環境を創るかということです。部門の皆さんとの連携を通じて、現場の声を反映した採用活動を行い、応募者の方にとって当社の魅力がより伝わる採用環境づくりを進めています。

採用活動から入社まで

―実際の採用プロセスについて教えてください

(西谷)採用プロセスはご応募いただく形式によって一部異なりますが、基本的にはこちらの図の通りです。応募から入社、その後のフォローまで、私たちが並走します。

面談や面接では、応募者の方が自己PRや志望動機を語るのではなく、当社からも業務内容や職場環境をしっかり共有し、双方向のコミュニケーションを大切にしています。

―応募者の方の価値観や考え方について、どのように理解を深めていますか?

(屋宜)キャリアの背景や仕事への姿勢を丁寧にヒアリングし、双方の期待をすり合わせることを重視しています。その結果、入社後のミスマッチを防いでいます。こうした取り組みは、私たち採用チームだけでなく、求人部門との連携によって支えられています。

―入社理由にはどのような傾向がありますか。

(屋宜)部門や職種によってさまざまな理由がありますが、実際にキャリア採用で入社した社員に聞いてみたところ、大きく4つに分かれていました。

① 変化のタイミングに関わる面白さ
② 会社の魅力と可能性
③ 成長・キャリア形成の機会
④ 面談を通じて感じた社員の人柄と安心できる対応


当社が再成長のフェーズにあること、課題に対して挑戦する風土があること、自らの経験やスキルを活かして、変革期に貢献できることを魅力に感じてもらえているようです。また、歴史ある企業であること、業界初の製品が多いこと、さまざまな開発に取り組んでいることも決め手の一つとのことでした。さらに、幅広い商材を取り扱っていることから専門性を広げられる環境であることや、新しい経験を積めることも理由に挙げられていました。

―キャリア採用では、どんな人材を求めていますか。

(西谷)まずは新しいことに果敢に挑戦する気概のある人です。一歩でも二歩でも進み続けることで会社や事業は成長することができます。前例のないことでも挑戦できる環境があるので、変化を恐れず、一緒に挑戦し続ける仲間を歓迎します。さらに、理論や知識を生かして仕組みづくりに論理的に取り組める方を重視しています。感覚だけでなく、根拠を持って考えられる力が、会社の変革期には特に求められます。

今後の展望について

―今後さらに強化したいことを教えてください。

(屋宜)SNSやスカウトなどを活用し、認知・関心を高める活動に注力していきたいと考えています。まずは「シャープ」を知ってもらうこと。次に「シャープの仕事や採用活動」を知ってもらうこと、積極的に情報を発信するスタイルへ転換していく方針です。

私たちが発信することは求人情報だけではありません。働く環境や社員一人一人の声も紹介したいと考えています。例えば、Wantedlyというサイトでは主に本社部門の「シャープで働く人」にインタビューして紹介しています。今後もオウンドメディアと並行して続けていきたいと思っています。

PEOPLE×WORKS<シャープで働く人の紹介ページ>
https://www.wantedly.com/stories/s/PEOPLE_WORKS

(屋宜)もうひとつ強化していきたいのが、シャープの企業文化や価値観を伝える取り組みです。採用活動の前段階で、シャープのビジョンやミッションを応募者に伝えることで、そこに共感、賛同していただける方に選考に進んでいただきたいと思っています。

―シャープで働くことに興味がある方に向けてメッセージをお願いします。

「ひとの願いの、半歩先。」
このコーポレートスローガンには「遠すぎず近すぎず、人々にそっと寄り添う“ちょうどいい距離感”」を目指す当社の姿勢も表現されています。
私たちの採用活動もそれと同じように、必要以上に背伸びをして当社の魅力や理想を伝えるようなことはせず、採用情報発信や面談・面接の場で日々当社を支えている社員の実際の声を届けることで、応募者の皆さんのキャリアの選択を後押しする。そんな採用活動を行うよう心掛けていきたいと思っています。

私たちは、応募者のみなさんが、シャープで働く姿をイメージしていただけるよう、誠実に情報をお届けしていきます。ご興味を持っていただけたら、ぜひご応募ください。お話しする機会を楽しみにしています。

―どうもありがとうございました。

筆者自身も育児休業を経験し、復帰時の手厚いサポートに安心感を覚えました。復職後の生活がどういったものになるのか、先輩方のリアルな1日を事前にオンライン講座で知ることで家族と心構えを整えることができたことも大きかったです。
シャープでは新しい仲間を募集しています。興味のある方はぜひキャリア採用ページをご覧ください。

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