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迫力の大画面85V型をラインアップ!高輝度で色鮮やかな4K mini LEDテレビ『AQUOS』<HV1ライン>を発売

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4K mini LEDテレビ『AQUOS』<HV1ライン>(設置イメージ)

当社は、光源であるバックライトに小型のLEDを採用した高輝度・広色域の“mini LEDテレビ”を2021年に初めて参入し、普及を進めてきました。そのmini LEDテレビに、迫力の大画面4K 85V型をラインアップし、お客様のニーズに合わせた新ラインのテレビとして、4K mini LEDテレビ『AQUOS』<HV1ライン>を商品化しました。オーディオビジュアル機器の総合アワード「VGP2026」で、音質・画質の良さや省エネ性能に加え、大画面をラインアップしたことが評価され、「特別大賞」を受賞したモデルです。

今回は、10月に発売した4K mini LEDテレビ『AQUOS』<HV1ライン>の商品化の背景や特長、開発のこだわりについて、企画担当者に話を聞きました。

企画担当の萩野(左)、山田
4K mini LEDテレビ『AQUOS』<4T-C85HV1>(HV1ライン)

― 4K mini LEDテレビ『AQUOS』<HV1ライン>商品化の背景は?

(山田)まず、市場動向をお話しすると、現在は、有機ELテレビよりmini LEDテレビの方が、構成比で台数・金額とも上回る※1ほど普及が進んでいます。シャープは、今年5月より4K mini LEDテレビのフラッグシップモデル『AQUOS XLED』<HP1/HP2ライン>を順次発売するなど、当社最高レベルの性能を発揮するテレビを提供してきました。液晶テレビからのステップアップとして、より画質・音質に優れたmini LEDテレビが欲しい、さらには、いままで当社ではラインアップしていなかった超大画面のテレビを欲しいとのお客様の声にお応えしたいとの思いから、今回、<HV1ライン>を商品化しました。これで当社のmini LEDテレビは、量子ドット採用のフラッグシップ『AQUOS XLED』<HP1/HP2ライン>と、高品質ながら幅広いニーズに応える『AQUOS』<HV1ライン>の2ラインに拡充し、お客様の選択肢を増やすことができました。

※1 当社独自調べ。

 

― <HV1ライン>の特長を説明してください。

(萩野)<HV1ライン>の主な特長は3つあります。

<主な特長>

まずは①について説明します。

迫力の大画面85V型<4T-C85HV1を新たに商品化し、85V/75V/65V/55V型の4機種で展開しています。85V型は4Kテレビで当社最大サイズです

画質面では、フラッグシップモデル『AQUOS XLED』<HP1/HP2ライン>と同様、高効率発光を実現する独自の「アクティブ mini LED駆動」を採用することで、映像の輝きを高めました。同じく10月発売の新製品4K液晶テレビ『AQUOS』<HN2ライン>と比べても約2倍の輝きを実現しています。

また、大画面ほど気になる外光や照明の映り込みを抑えた、従来から好評の「N-Blackパネル」を搭載2しており、艶やかな黒を再現します。

※2 75V型<4T-C75HV1>は「N-Black Wide パネル」を搭載。

この「アクティブ mini LED駆動」と「N-Blackパネル」の組み合わせにより、輝くところはより輝き、暗いところはより暗くなる、メリハリのある映像を実現しました。


続いて②の「AIオート」モードです。

全機種にAI技術を活用して画質や音質を自動調整する「AIオート」モードを搭載しており、コンテンツや視聴環境に応じて映像の色彩や明暗、精細感を“おまかせ”で自動調整します。

4K Hシリーズで好評の「空間認識AI」も搭載。各被写体の前後関係を認識して近くの被写体と遠くの風景などを描き分けることで、奥行きのある臨場感豊かな映像を表現します。

「空間認識AI」を説明する萩野

主な特長の最後に、③の省エネ性能を説明します。

全機種が、省エネ目標基準値3 100%(多段階評価点3.0以上)を達成しています。なかでも、65V型<4T-C65HV1>は、年間消費電力量を当社従来機比で約17%低減4できました。

これは、高効率mini LEDの採用に加え、「アクティブ mini LED駆動」により、映像に合わせて発光量を従来液晶テレビ比2倍の精度で制御したことなどが大きく寄与しています。

 高効率「アクティブ mini LED駆動」システムの構造

※3 テレビやエアコン、冷蔵庫など、資源エネルギー庁が定める特定32品目の製品ごとに設定された省エネ性能の目標基準値です。多段階評価点は、省エネ性能を高い順に5.0から1.0まで41段階で評価されます。

※4 新製品<4T-C65HV1>144kWh/年と当社従来機<4T-C65GN1>(2024年発売)174kWh/年との年間消費電力量での比較。

 

― 音質やエンタメ機能について紹介してください。

(山田)スピーカーシステムは「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用(85V型を除く)し、低音域から高音域まで音抜けが良く聞きやすいサウンドをダイレクトに届けます。これは<HP2ライン>とほぼ同じシステムです。85V型は構造上の制約もあり同システムは採用しておりませんが、低音域から高音域まで臨場感豊かに再現します。

エンタメ機能については、「ハンズフリー音声操作」、「ズーム2画面」、「L字カット再生」を搭載したほか、低遅延約0.83msec5を実現していることなど、今年発売した4K Hシリーズ共通の内容(ハンズフリー音声操作は<HS1/HQ1/HP1ライン>のみに搭載)になっています。

<主なエンタメ機能>

「ハンズフリー音声操作」:Google アシスタントに頼めば、映画や動画配信アプリの検索、音楽の再生、テレビの操作などを声でできる。

「2番組同時録画」:4K放送を視聴中に別の4K放送や地上/BS/CSデジタル放送の2番組を同時に裏録画できる。

「2倍速早見・早聞き再生」:録画番組の時短・効率視聴を可能にする。

「ズーム2画面」:2番組を同時に楽しめる。大小9通りの画面サイズの組合せに対応しており、十字カーソルで画面サイズや音の出る画面を切り替えることができる。

「L字カット再生」:番組録画時に一緒に記録された情報エリアを再生時にカットできる。

「リサイズ機能」:ゲーム画面を操作しやすいサイズ(10段階)と位置(9箇所)が選べる。(HDMI入力時)

「低遅延約0.83msec」:「HDMI2.1」規格に準拠。映像のカクつきやズレを抑えるVRRなどに対応し、大画面で滑らかな映像でゲームをプレイできる。

※5 4K120Hz、2K120Hzの映像入力において画質モード「ゲーム」時のパネル表示を除く内部遅延量(リサイズ機能未使用時)。

 

― よく見ると、85V型はデザインが他と少し違いますね。

(山田)<HV1ライン>の75V型は一本足、65型以下のサイズは一本足のスイーベルスタンドですが、85V型は二本足の2WAYスタンドです。

75V型は一本足(左上)、65V型以下は一本足のスイーベルスタンド、
85V型(下)は二本足の2WAYスタンド

大型になるほど足にかかる負担が大きいというのもありますが、このくらいの大きさになると、サウンドバーを使用したいと考える方が多くいらっしゃいます。一本足だとテレビの下に設置しにくいので、その点も考慮しました。また、大型テレビへの買い替えを考えているが、今使っているテレビ台は変えたくないというお客様もいらっしゃいますので、ニーズに合わせて、幅のせまいテレビ台に設置する場合と、サウンドバーを設置する場合の2パターンから足の取り付け位置が選べる2WAYスタンドにしています。

 

― 開発時の苦労や思いなどあれば教えてください。

(山田)今回ラインアップした85V型は新規サイズであるため、従来にない検討事項も多く、細部まで考え抜いて開発しました。1つ例を挙げると、85V型は大きすぎて、普通のマンションのエレベーターだと横置きのままだとまず乗せられません。横のままで運ぶとなるとクレーンで吊る等の余計な手間が発生します。それを避けるにはテレビを一時的に縦置きにして載せるしかないんですが、運んでいる最中の揺れなどで画面が反ってしまうこともあり、故障の原因になりかねません。そこで、85V型の商品化にあたり、検証を何度も細かくやり、梱包材を増強することにより一時的な縦置きでの搬入を可能にしました。

(イラストはイメージです)

また、幅広いニーズに応える商品性のバランスも考えました。多様なお客様のご要望にお応えできるよう、細部まで配慮して開発した商品です

 

― <HV1ライン>のオススメのポイントは?

(萩野)やっぱり85V型の大画面ですよね。複数人でゲームを楽しむ際も、大画面なら快適です。4人参加して画面が4分割されても、一人当たりの画面が40V型ほどもあります。家族や友達とゲームをされる方にはとてもオススメです。もちろん、大迫力で、まるで映画館にいるような没入体験をしていただけます。スポーツを見るのも良いですね。

エンタメ関連の機能は全サイズでプレミアムモデルとほぼ同じ機能を搭載していますので、いろいろと楽しんでいただきたいです。

 

― 最後に、今後の抱負や新製品への思いを教えてください。

(萩野)<HV1ライン>は、高品質ながら幅広いニーズに応える製品だと思いますので、お客様にAQUOS』の優れたところを知ってもらう良い機会になるのではないかと思っています。これを機に、さらに多くのお客様に『AQUOS』の魅力を体感いただけるよう頑張りたいと思います。10月発売の、進化した4K液晶テレビ『AQUOS』<HN2ライン>も発売中です。こちらもよろしくお願いします。

(山田)いままで、テレビの開発チームは、本社(堺)、幕張、奈良と勤務地が分かれていましたが、幕張に集結することになり、<HV1ライン>はFACE TO FACEでコミュニケーションを取りながら商品を作り上げた初めてのテレビです。その分、思い入れの強い商品ですので、多くのお客様にご利用いただければ幸いです。

 

― ありがとうございました。


今回は、迫力の大画面85V型を新たにラインアップし、高性能かつ、画像や音を自動でまるごと調整する「AIオート」を搭載し、エンタメ機能も充実した4K mini LEDテレビ『AQUOS』<HV1ライン>をご紹介しました。
<HV1ライン>のほかにも、当社は、mini LEDテレビ、有機ELテレビ、液晶テレビとお客様のニーズにあわせてさまざまな製品をラインアップしています。

現在、「エンタメおまかせ AQUOSキャッシュバックキャンペーン」を実施中です。

購入期間:2025年10月 8日(水)~ 2025年12月22日(月)、応募期間:2025年10月14日(火)~ 2026年 1月26日(月)16:59まで、対象機種等、詳細はキャンペーンページをご参照ください。)

冬のボーナスでテレビの買い替えをご検討の方、ぜひ、当社『AQUOS』を選択肢の一つとしてお考え下さい。

(広報H)         

<関連サイト>
■製品情報:テレビAQUOSサイト
 ・4K mini LEDテレビ『AQUOS』<HV1ライン>
 ・4K mini LEDテレビ『AQUOS XLED』<HP1/HP2ライン>
 ・4K液晶テレビ『AQUOS』<HN2ライン>
■キャンペーンサイト:「エンタメおまかせ AQUOSキャッシュバックキャンペーン」を開始
■受賞・表彰:「VGP2026」で4K mini LEDテレビ『AQUOS』<HV1ライン>が「特別大賞」を受賞
■ニュースリリース
 ・4K mini LEDテレビ『AQUOS』<HV1ライン>ほか計7機種を発売
 ・「エンタメおまかせ AQUOSキャッシュバックキャンペーン」を開始
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