統合AIサービス「NIAH」 および 空気清浄機新製品の発表会を開催
9月1日(火)、さまざまな家電やサービスと連携し、ユーザーの暮らしに合わせた提案やサポートをおこなう統合AIサービス「NIAH(ニア)」のメディア向け発表会を東京で開催しました。同時に、「NIAH」対応のプラズマクラスター加湿空気清浄機2機種を発表しました。

冒頭、常務執行役員Co-COO 兼 スマートライフビジネスグループ長の菅原さんが、これまでの歩みとして、2008年に「家電にココロをプラスし、愛着をもたらす」取り組みを開始し、2019年には製品ごとに分かれていたアプリを「COCORO HOME」に統合、2024年には、AIoT対応家電の累計出荷台数が1,000万台、ココロメンバーズ会員数が1,000万人を突破したこと、さらに、2025年からは生成AIを活用したAIサービスを展開していることを紹介しました。
生成AI対応家電で、問い合わせ件数を約30%削減するなどの成果が確認されているほか、AIキャラクターとの対話機能による継続利用効果なども実証されており、こうした成果を踏まえ、今回の新サービス「NIAH」のリリースを機に、競争力強化の柱としてAIサービス事業を本格展開していくと表明しました。
次に、Smart Life事業統轄部長の長沢さんより、「NIAH」開発の背景として、家電の高機能・多機能化が進みつつある一方、機能の増加に伴い、お客様の操作負担が大きくなっているという課題に着目し、当社は家電にAI技術を活用することで、多様なニーズへの対応と分かりやすいUIの両立を目指したと説明。これらの両立には、必要な暮らしを深く理解することと、生成AI技術を活用した対話型UIという2つの要素が必要で、それを取り入れたサービスとして、暮らしに寄り添う統合AIサービス「NIAH」を開発し、9月30日(水)より提供を開始すると述べました。
そして、「NIAH」は家電やサービスの利用状況を理解し、対話を通じて最適な機能や家事サポートを提供するサービスであることに加え、洗濯機や冷蔵庫、調理家電など複数の家電・サービスを横断して利用者の暮らしを理解し、一貫した提案を行うことが特長であると説明するとともに、今後は他社との連携も拡大し、暮らし全体を支援するプラットフォームを目指す方針であると伝えました。
さらに、本サービスの料金プランを紹介するとともに、対象家電をお持ちの方向けに、サービス利用開始日から6カ月間、「ノーマル」プランの無料トライアルも提供することも説明しました。
続いて、SAS事業本部 プラズマクラスター・ヘルスケア事業部 国内PCI商品企画部長の花房さんより、「NIAH」対応の新製品 プラズマクラスター加湿空気清浄機2機種<KI-WX100/WX75>について説明しました。空気は目に見えにくく、効果を実感しにくいなどの空気清浄機の課題や、育児世帯の減少、ペットの飼育数の増加といった市場環境の変化に対応すべく、新製品では、従来の「空気の見える化」に加え、「NIAH」を活用した生成AIによる音声発話機能を新たに搭載したことを述べるとともに、新製品の基本性能について紹介しました。



■ 統合AIサービス「NIAH」 主な特長

1.家電やサービスと連携し、暮らしを深く理解することで、一貫した提案を実現
家電やサービスの利用状況や対話内容をもとに、AIがユーザーの習慣や家事の傾向を理解します。複数の家電やサービスが連携することで、その理解に基づいた一貫性のある提案をおこない、暮らしをサポートします。
2.AIが日々の対話を通じて、家電の使い方や家事をサポート
スマートフォンアプリ内「トーク」画面で、家電や家事に関する疑問をAIエージェント「NIAH」に音声やテキストで相談すると、生成AIを活用して、豊富な家事や家電の知識、外部データをもとに、解決策を提案します。また、提案内容に応じて家電が適切な設定になるようにサポートします。たとえば、洗濯では洗濯物に適した洗濯コース、エアコンではその日の気象情報に応じた運転モードを提案し、機器の設定までナビゲートします。説明書を調べたり、設定に悩んだりすることなく、その場面に合った使い方で家電を利用できるため、不慣れな方でも家事が進められます。

予定やタスクなどの情報は、家族のスマートフォンにインストールされたアプリ「NIAH」で共有できるため※1、家事を家族で無理なく分担できるようサポートします。
3.幅広い家電と連携し、他社機器やサービスともオープンに連携
本サービスは、単一カテゴリーにとどまらず、空気清浄機、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、調理家電など、当社の幅広い製品と連携します。
加えて、他社製機器や外部サービスとの連携も検討しており、暮らしをさまざまな場面でサポートするオープンプラットフォームへの発展を目指します。
■ AIエージェント「NIAH」


■ 対応機種(提供開始時点)
当社の空気清浄機、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、調理家電など、全52機種。詳しくは、以下のウェブサイトでご確認ください。
「NIAH」サポートサイト:https://jp.sharp/support/ai_service/niah/

■プラズマクラスター加湿空気清浄機 主な特長

1.統合AIサービス「NIAH」に対応。暮らしの関心ごとや運転状況に応じて生成した空気ケアのポイントなどを、本体から音声でお知らせ
本機は、本年9月30日より提供を開始する、当社の統合AIサービス「NIAH」に対応します。「NIAH」は、家電やサービスと連携し、ユーザーの暮らしに合わせた提案やサポートをおこないます。空気清浄機では、AIエージェント「NIAH」が、「NIAH」アプリ上で登録した花粉やニオイ、ペットの飼育状況といった暮らしの関心ごとや、空気清浄機の運転状況、ユーザーとの対話内容などをもとに、ユーザーの暮らしを理解します。その内容に応じて、空気ケアのポイントや空気清浄機の働きを伝えるメッセージを生成し、1日3回、本体から音声でお知らせします。たとえば、朝には「今日は花粉がとても多いんだって」「赤ちゃんは床で過ごすことが多いから、24時間稼働がおすすめだよ」など、その日の空気の様子やおすすめの運転方法を案内します。夜には、「今日は細かな粒子への反応がいつもより多く、空気をキレイにするためにしっかり働いたよ」「今日1日でキレイにした空気の量は、2Lのペットボトル約50万本に相当するよ」など、1日の空気の状況や空気清浄機の働きをフィードバックします。

* 画面は開発中のイメージです。
2.「AI AUTO」モードと「nanoHDフィルター」により、高い空気清浄性能を発揮。「AIモニター」で見える化
「AI AUTO」モードは、室内の粒子数に応じて、11段階で細かく風量を制御。空気がキレイだと判断する基準を高め※2、食品工場などで求められるクリーンルーム規格Class8レベルの空気環境を目指して運転※3します。また、「nanoHDフィルター」を搭載し、ウイルスの30分の1サイズに相当する、0.003μmの微小粒子をしっかりキャッチ。ハウスダストや花粉、ウイルスなどを、1回の通過で99.9%以上捕集※4します。さらに、「脱臭フィルター」で、生活の中で発生するペット臭や汗臭、料理臭などを吸着し、ニオイを抑えます。本体前面には「AIモニター」を搭載し、室内の空気1L当たりに含まれる1μm相当の粒子数※5を見える化。過去30分間の変化を表示するので、空気の状態を視覚的に確認できます。


3.「プラズマクラスターNEXT」を搭載し、浮遊イヌ・ネコ由来アレル物質の作用抑制効果を新たに実証
高濃度「プラズマクラスターNEXT」を搭載。浮遊イヌ・ネコ由来アレル物質の作用抑制効果※6を新たに実証しました。フィルターでは取りきれない、付着した排せつ物臭の消臭※7や付着したペット特有の菌の作用抑制※8も可能です。

また、苦み成分を配合した電源コードを新採用し、ペットによる噛みつきなどのいたずらを抑制。人とペットが快適に暮らせる空間づくりをサポートします。

(左:新製品に採用した苦み成分を配合した電源コード 右:従来の電源コード)
■ その他の特長
加湿フィルターの自動洗浄が可能な「加湿内部洗浄」機能を搭載
加湿トレーにクエン酸と水を入れてボタンを押すと、加湿フィルターが回転し、自動でクエン酸洗浄をおこないます。



※1 「ノーマル/プレミアム/ゴールド」プランへの加入が必要です。登録ユーザー以外に、最大3名まで共有可能です。
※2 ISO 14644-1:2015(クリーンルーム規格)および日本電機工業会規格(JEM1467)を参考に、1μm相当の微小粒子を用いた密閉空間における試験結果です。<KI-WX100/WX75>「AI AUTO」運転時。実使用環境とは異なります。
※3 フィルターの除去効果です。部屋全体への効果とは異なります。
※4 粒子数は1Lあたりの目安です。
※5 当社調べ。2023年度機種<KI-SX100/SX75>「自動」運転時と2026年度機種<KI-WX100/WX75>「AI AUTO」運転時におけるキレイと判断する基準値の比較です。
※6 ●試験機関:ITEA(株)●試験方法:約30m3(約7畳空間)の試験空間にイヌ由来・ネコ由来のアレル物質を浮遊させ、アレル物質をELISA法で測定。■試験結果:<浮遊イヌ由来アレル物質>約36分で抑制。<浮遊ネコ由来アレル物質>約34分で抑制。<FU-T40>(<KI-WX75>より性能の低い機種)の風量「強」運転で実施。
※7 ●試験機関:当社調べ ●試験方法:約41m3の試験空間で排せつ物のニオイ成分を付着させた試験片で消臭効果を6段階臭気強度表示法にて評価。■試験結果:約6時間で気にならないレベルまで消臭。<KI-HP100>(プラズマクラスターNEXT搭載機種)で実施。
※8 ●試験機関:(一財)日本食品分析センター ●試験成績書:第18089529010-0101号 ●試験方法:約28m3の密閉した試験空間で1種類の犬の皮膚特有の菌を付着させた試験片で、菌の除去率を算出。■試験結果:20日後に99%抑制。<KI-HP100>(プラズマクラスターNEXT搭載機種)の風量「中」運転で実施。
● 「NIAH」のご利用には、「COCORO HOME」を最新バージョンにアップデートしたうえで、対象機器を登録する必要があります。
● 「NIAH」のご利用にはインターネット環境および、「COCORO MEMBERS」への会員登録が必要です。
● 「NIAH」は無料でご利用いただけます。AIとの対話回数が増やせるなど、一部機能がさらに使える有料プラン(月額制)があります。
● スマートフォンアプリのダウンロードやご利用には別途通信料が発生します。
● 最新情報など、リアルタイム検索をともなう会話には対応していません。
● 「NIAH」はシャープ株式会社の商標です。
● プラズマクラスターロゴ(図形)およびプラズマクラスター、Plasmaclusterは、シャープ株式会社の登録商標です。
● COCORO+(ココロプラス)ブランドマークおよびCOCORO HOME、COCORO AIRは、シャープ株式会社の登録商標です。
● スマートライフアプリ「COCORO AIR」のご利用には、無線LAN接続、および無線LANアクセスポイント機器(別売り)が必要です。本製品に内蔵の無線LAN機能のIPアドレスは、ルーターから自動で取得(DHCP)されます。「WEP」には対応していません。
● 「AIoT」は、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)を組み合わせ、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、人に寄り添う存在に変えていくビジョンです。「AIoT」は、シャープ株式会社の登録商標です。
<関連リンク>
・ニュースリリース
統合AIサービス「NIAH(ニア)」の提供を開始
プラズマクラスター加湿空気清浄機2機種を発売
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