地球温暖化と新エネルギーについて学ぼうシャープによる小学校環境教育
2014年3月17日
皆さんに質問です。
地球上に降り注ぐ1時間の太陽光のエネルギー量は、どのくらいでしょうか?
① 小学校が1年間に使うエネルギー
② 日本が1年間に使うエネルギー
③ 世界が1年間に使うエネルギー
わかりましたか?
正解は・・・「③世界が1年間に使うエネルギー」です。
太陽は、これ程の量のエネルギーを、あと50億年は地球上に届けてくれると言われています。
シャープでは、このような質問を子どもたちに投げかけながら、新エネルギー(太陽光発電)についての理解を深めてもらうために、当社の社員300名が講師(エコナビゲーター)として拠点の近くの小学校を訪問し、出前授業を行っています。
この取り組みは、社会貢献活動の一環として2006年10月からスタート。全国の小学校に出向いて授業を行っており、実施校数は2014年1月末で累計約3,300校(受講児童数約19万人)に達しました。
今回、宝塚市立長尾南小学校で行われた出前授業を見学してきました。この日は、小学校6年生の児童の皆さん148名が、3時間目と4時間目の2班に分かれて授業を受けました。
■元気よく手を上げて授業に参加する宝塚市立長尾南小学校6年生の皆さん
■シャープ製の“本物”の太陽電池を使った発電実験。
太陽光にかざすと発電して、プロペラが回ったり、オルゴールが鳴ったりします。
子どもたちはこの授業を通して、節電の大切さや、太陽光発電などの新しいエネルギーが社会の様々な場所で使われていることを学習します。
子どもたちは、「ソーラーパネルは天気が悪くても発電できるの?」「太陽光発電の電気はためられるの?」「太陽光発電は何年前から使われているの?」など、次々と講師に質問。太陽光発電についての関心が高いことがうかがえました。
先生方からは「理科で光電池は学習するが、メーカーならではの実験や事例の紹介で子どもたちの理解がより深まった」「校外の方からお話しいただくことで、子どもたちの省エネや地球を守ろうとする意識が高まったようだ。今後も継続してほしい」とのお声を頂きました。
■講師の禰占(ねじめ)さん。趣味は読書だそうです。
今回、講師を務めた国内営業本部の禰占(ねじめ)さんにお話を伺いました。
-普段どのような仕事をされているのですか?
禰占さん「全国の営業拠点の管理と、小学校環境教育の運営事務局などをしています」
-講師を勤めようと思ったきっかけは何ですか?
禰占さん「昔、タイやフィリピンで社会貢献活動として植林を行った場所が、地球温暖化に伴う異常気象で壊滅的な状態になったと聞き、講師(エコナビゲーター)として次世代の子どもたちに地球を守る大切さを伝えようと考えました」
-どのような時にやりがいを感じますか?
禰占さん「子どもたちの真剣な眼差し、元気な笑顔にやりがいを感じます」
-子どもたちにより深く理解してもらうために、工夫されていることは?
禰占さん「太陽光発電がどんな所で使われているか、どんな良い点や弱い点があるか、具体的な事例を紹介して説明するよう心掛けています」
-最後に、子どもたちに一言お願いします。
禰占さん「みんなの力(無駄な電気を使わない)と自然の力(太陽光発電などの新エネルギー)を合せて、地球環境を守りましょう!」
-ありがとうございました。
広報部R
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