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【医療DX推進】シャープのメディカルソリューションで歯の健康をサポートします!

2025年5月27日

著者:広報U

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こんにちは、広報のUです。
毎年6月4日から10日は「歯と口の健康習慣」です。
今年のテーマは「歯みがきで 丈夫な体の 基礎づくり」。歯の寿命を延ばし、国民の健康保持と増進を目的に厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会が実施されています。

シャープでは歯科機器や眼科機器などを取り扱う医療ITベンダー様向けに高い処理パフォーマンスを発揮するワークステーションというコンピューターの販売を行なっています。また、医療ITベンダー様を通してコンピューターを納入し「シャープ保守契約」を結んだ全国の約23,000件の医療機関に対し保守サービスを提供しています。

今回は「歯と口の健康習慣」にちなんで、日々変化する医療現場の課題を解決するために奮闘している、シャープマーケティングジャパン ビジネスソリューション メディカル業界営業担当の中村と、サービス部門担当の福田と岡村にシャープが提供しているメディカルソリューションについて話を聞きました。

シャープの医療に対する取り組みのご紹介とともに、この機会に、タイミングでご自身の歯と向き合って、歯とお口の健康見直しチェックを行ってみてください。


―昨今の医療現場での課題は何でしょうか。

人手不足や高齢化などさまざまありますが、特にデジタル化の遅れが課題だと考えています。近年、医療DX推進を図り、マイナンバーカードと保険証の紐づけなどデジタル化が進む一方で、日本の電子カルテの普及率は50%とまだまだ低水準です。患者の医療情報がデジタル化されると、医師が迅速に情報を共有でき、診断や治療がスムーズになります。一方、デジタル化に伴い、導入しているコンピューターやサーバー、医療機器に不具合が発生してしまうと、医療行為が中断してしまいます。このような事態に迅速に対応するため、手厚いサポートが必要だと考えています。

営業担当の中村

―ソリューション提案ではどういったことをしているのでしょうか。

営業部門ではお取引している医療ITベンダー様は日々医療現場からのさまざまな悩みや相談を受けており、それらが私たちへ伝えられ、一緒に解決できるようサポートしています。例えば、「レントゲン機器と接続するための、より内部計算や内部描写が早いコンピューターがほしい」や「膨大なデータを保存できるようなコンピューターがほしい」などさまざまな要 望に対して、適切なご提案をしています。例えば、新たな医療機器やシステムを導入する際に選ぶべきコンピューターを、それぞれの現場に適した商材をご提案しています。納入前にはさまざまな医療機器との接続やソフトウェアの設定を行い、すぐにご使用いただけるよう努めています。
メディカルソリューションの取り組みを開始してから中には20年以上取引を続けていただいている医療ITベンダー様もあり、たいへん有難く思っています。

サポート部門担当の福田(左)と岡村

―サービス・サポート部門での取り組みについて教えてください。

サービス・サポート部門では、コンピューターが故障したり調子が悪くなったりした際に、コールセンターや医療ITベンダー様からのご連絡を受けて、全国にいるエンジニアが迅速にサポートをします。

―保守サービスを行う中で気を付けていることは何でしょうか。

医療機関は限りある診療時間の中でさまざまな患者を診察しています。その際に、コンピューターが故障すると診療がストップしてしまうため、早急な対応が求められます。当社の保守サービスは全国にいるエンジニアが拠点ごとのチーム単位で動いており、依頼を受けたらどのエンジニアでもすぐ現場へ迎えるよう、常に情報の共有を行っています。

機器修理サービスでは、どういった不具合が起きているのか、何のパーツが原因なのか、見極めることがとても重要になります。その際には納入しているコンピューターだけでなく、接続されている医療機器についても知識がなければ不具合を解消できず、診療の再開は難しくなります。

そこで、私たちの部門では、長年のノウハウからメンテナンスに関わるヒントや情報をエンジニアに提供したり、現場からの電話による相談にリアルタイムに応答したりすることで、お客さまが一刻も早く診療を再開できるよう、サポートしています。また、医療機関には診療を妨げない時間帯に訪問することを心掛けています。

当社の保守サービスは会社の生命線であると仰っていただけることもあり、裏を返せば責任が重大であるということから、気を引き締めて取り組んでいます。

―日々、心掛けていることを教えてください。

営業部門では、医療業界の動向、特に医療DXの動きに注視しながら提案をしています。一方、サポート部門では迅速で確実な保守サービスを心掛けています。また、新たに納入する製品の情報や、市場で発生している障害についての情報を共有するために、定期的な打ち合わせを日常的に行うことで、医療現場の悩みや困りごとを医療ITベンダー様と連携して解決に導いています。また、修理において必ずしもサービス部門だけで完結できないこともあり、その際には営業部門が営業的な解決を試みる、というような関係性をもっています。

―医療の現場で起きていることや今後の取り組みについて教えてください。

ここ数年でマイナンバーカードを利用したオンライン資格確認や、電子処方箋など、国主導で医療DXが加速しています。これを受けて、医療ITベンダー様からの多岐にわたるご要望をいただいており、私たちとしても最大限対応出来るよう、取り組んでいきたいと考えています。
サポート部門では、医療DXの進展に伴う新たな障害やエラーなどの困りごとがあった場合も円滑に診察が行えるよう、迅速なサポートとアフターフォローを行っていきます。

また、医療業界向けにシャープの技術を利用した製品やサービスを普及できるように取り組んでまいります。

―ありがとうございました。

全国の約23,000件の医療機関に対し、サービスやサポートを行っているシャープのメディカルソリューション。
多くの方の健康を支える医療機関をシャープもサポートしていきます。
また、これを機に一度ぜひかかりつけ医の歯医者さんを受診してみてください。

シャープは、今後より急速に進む医療のDXを支えるために日々邁進していきます。

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