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21世紀の「わが家のテレビ」『AQUOS』、25周年を迎えました

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テレビ『AQUOS』は今年(2026年)25周年!

2026年になりました。本年も引き続きシャープブログをご覧いただきますよう、よろしくお願いします。

お正月といえば当社のテレビ『AQUOS』、実は2001年1月1日に誕生(発売開始)しました。それから常に進化してきた『AQUOS』も、今年(2026年)でついに25周年を迎えます!

2001年元日に発売したのは第1号『AQUOS』<C1シリーズ>。斬新なデザインの最先端テレビの登場に、「新しい時代が始まった」と社員ながらに衝撃を受けた覚えがあります。
今回は、その第1号『AQUOS』誕生前後の歴史を中心に、『AQUOS』25周年を簡単に振り返ります。最後までご覧ください。

2001年1月1日に『AQUOS』<C1シリーズ(LC-13C1/20C1 [前方] )>を発売

 

「テレビをすべて液晶に」

1998年に当社社長に就任した町田 勝彦は、当時、最先端技術でありトップクラスシェアを得ていた液晶事業への経営リソースの「選択と集中」を推進。同年、その液晶を用いて「国内で販売するテレビを2005年までに液晶に置き換える」と宣言しました。「できるわけがない」「夢物語だ」と世の大半が否定的で、社内の技術者も、当時の液晶テレビには克服すべき課題が多かったため、当惑しましたが、目標がシンプルで明確だったことが開発陣のチャレンジ精神を呼び起こしました。     

『AQUOS』以前にも数々の液晶テレビを開発、商品化
左上:3型液晶カラーテレビ<3C-E1>(1987年)、 右上:世界初の壁掛けテレビ「液晶ミュージアム」(1991年)、 左下:インテリア感覚あふれる「ウインドウ」<LC-104TV1>(1999年)、 右下:世界初、デジタルハイビジョン放送対応28型液晶テレビ<LC-28HD1>(2000年)

■「20世紀に、置いてゆくもの。21世紀に、持ってゆくもの。」

「テレビを液晶に置き換える」というビジョンのもと、シャープは次々に液晶テレビを商品化。2000年元日には、「20世紀に、置いてゆくもの。21世紀に、持ってゆくもの。」というキャッチフレーズのもと、国民的俳優の吉永 小百合さんを起用した液晶テレビの広告を展開しました。風呂敷に包んだブラウン管テレビを20世紀に置いてゆくもの、液晶テレビを21世紀に持ってゆくものと語る吉永さんの姿が、テレビCMや新聞広告で紹介され、お茶の間にインパクトを与えました。

吉永 小百合さんを起用した2000年1月1日の液晶テレビの広告

 

21世紀の「わが家のテレビ」 1号『AQUOS』<C1シリーズ>発売!

そして、翌2001年元日、着物姿の吉永 小百合さんが、『AQUOS』を片手に持ち、「ようこそ、液晶世紀へ。」とするキャッチコピーの広告で紹介したのが第1号『AQUOS』<C1シリーズ>です。

2001年1月1日から『AQUOS』の広告で、第1号『AQUOS』<C1シリーズ>を紹介

本格化しつつあったデジタル放送時代にふさわしい、21世紀の「わが家のテレビ/私のテレビ」として、満を持して商品化しました。この2001年発売の液晶テレビから『AQUOS(アクオス)』という名称がつけられ、当社の薄型テレビの愛称として現在に至ります。「アクア(Aqua:水)」と「クオリティ(Quality:品質)」を結合させた造語で、液晶の持つイメージを表現したものです。

第1号『AQUOS』<C1シリーズ>は、当時の業界最高輝度450cd/m²の高画質で、明るい部屋でも鮮明な映像を実現。省エネ・省資源性など環境面でも当時の主流であったブラウン管テレビを大きく凌ぐほか、部屋から部屋へ手軽に持ち運んで楽しめるなど従来にはない視聴スタイルを実現しました。さらに、世界的なプロダクトデザイナー喜多 俊之氏による、親しみと愛着を感じさせる個性的でやわらかなフォルムを持つデザインが、大きな話題になりました。

第1号『AQUOS』<C1シリーズ(左からLC-13C1/15C1/20C1)>

■『AQUOS』の進化

<C1シリーズ>商品化以降、当社は次々と薄型テレビを商品化し、市場を牽引してきました。ピックアップしてご紹介します。

2004年:「亀山モデル」LC-37GD1GD2> 

液晶パネルからテレビまで一貫生産できる当社「亀山工場」(三重県亀山市)がこの年から稼働を開始しました。そこから生まれたのが<LC-37GD1/GD2>です。「亀山モデル」と呼ばれた商品です。

サイドスピーカーモデルの<LC-37GD2>

2004年:フルスペックハイビジョンパネル搭載LC-45GD1>

当時、業界最高レベルの解像度のフルスペックハイビジョン(フルHD [1920×1080ピクセル])パネルを搭載したデジタルハイビジョン液晶テレビとして、大画面45V型を発売しました。この頃から日本のリビングでも大画面が受け入れられるようになっていきました。

また、この製品が発売された2004年度には、当社の国内テレビ売上金額で、液晶テレビの割合が90%に達するまでとなり、1998年の「テレビを液晶に置き換える」との宣言を目標より早く実現しました。

<LC-45GD1>

2005年:65VLC-65GE1

当時、世界最大サイズの65V型デジタルハイビジョン液晶テレビとして話題に。動画応答性を向上する技術などの導入により、迫力の大画面で、スポーツなど動きの早い動画も見やすく、くっきりとした映像で楽しめました。

<LC-65GE1>

2008年:ブルーレイ内蔵<DXシリーズ>

世界で初めて(当社調べ)、ブルーレイディスクレコーダーを内蔵した液晶テレビを発売。これ1台で、テレビ視聴に加え、BDソフトやDVDの再生、ブルーレイディスクへのハイビジョン録画など、さまざまな用途に対応し快適なテレビライフを楽しめるようになりました。

<DXシリーズ(LC-52DX1-B)>

2010年:「AQUOSクアトロン」<LVLXシリーズ>

独自のUV2A1技術をベースにし、「赤・緑・青」の3原色に 「黄色」を新たに加えた世界初(当社調べ)の4原色2液晶パネルを採用した「AQUOS クアトロン」を発売。従来のパネルよりも黄色や金色、エメラルドグリーンなどを色鮮やかに再現し、高品位な映像を実現。また、<LVシリーズ>は3D表示に対応していました。

<LVシリーズ(LC-60LV3)>

 ※1  Ultraviolet induced multi-domain Vertical Alignmentの略。光照射による製造法で液晶分子の並びを高精度に制御する技術。
 ※2  4原色とは、シャープ独自のディスプレイ上の色再現の仕組みであり、色や光の3原色とは異なります。

2013年:4K対応<UD1シリーズ>

フルHDの4倍(約829万画素)の解像度を持ちながら、外光の映り込みを抑え鮮明な映像を再現する「4Kモスアイ®パネル」と、新画像処理回路「AQUOS 4K-Master Engine PRO」を搭載した4K対応のモデルです。

<UD1シリーズ(LC-60UD1)>

2017年:8K対応『AQUOS 8K』<LC-70X500

8K解像度の高精細・高画質液晶パネルを搭載した8K対応液晶テレビです。4K解像度では表現できなかった究極のリアリズムを追求。フルHDの16倍の解像度を持ち、肉眼では捉えきれないきめ細かな映像を再現できる8K液晶パネルの高精細表示に加え、長年『AQUOS』の開発で培ってきた広色域・高輝度技術などにより、これまでにない映像体験を実現しました。

『AQUOS 8K』<LC-70X500>

2021年:mini LED採用 8K4Kテレビ『AQUOS XLED』<DX1DP1シリーズ>

光源であるバックライトに新開発の小型LED(mini LED)を採用し、『AQUOS XLED』というAQUOSの新ブランドとして商品化。新開発の「アクティブmini LED駆動」技術により、表示する映像に応じ、画面のエリアごとの明暗をきめ細かく制御することで、コントラストなどの表示性能が飛躍的に向上しました。

『AQUOS XLED』
<8T-C85DX1/75DX1/65DX1>(左)、<4T-C65DP1/55DP1>

2025年:有機ELテレビ/mini LEDテレビ/液晶テレビ<Hシリーズ>

フラッグシップモデルは『AQUOS』史上最高の輝きと色彩を実現。2025年度「省エネルギーセンター会長賞」を受賞したモデルをはじめ、全モデルで省エネ性能を追求するとともに、面倒な設定をせずに、コンテンツや視聴環境にあわせて画質を自動調整してくれるAIを搭載したシャープ最新のテレビです。

有機ELテレビ『AQUOS QD-OLED』<HS1ライン>(左)、mini LEDテレビ『AQUOS XLED』<HP1ライン>

1953年に国産第1号テレビの本格的な量産開始以来、シャープはお客様にご満足いただけるテレビを常に目指し、開発を進めてきました。特に『AQUOS』は2001年の誕生以降、薄型テレビ市場を牽引し続け、おかげさまで今年25周年を迎えました。

これからもシャープは『AQUOS』で、視聴体験を超えたさまざまな価値を提供していきます。2026年の『AQUOS』も楽しみにしてください。

(広報H)

<関連サイト>

■製品情報:テレビAQUOSサイト
■ニュースリリ-ス:3製品が「2025年度 省エネ大賞」の「省エネルギーセンター会長賞」を受賞
■SHARP Blog:

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