本社安全衛生健康大会を実施
7月1日(水)、本社にて安全衛生大会を開催しました。堺から本町に移転して3ヶ月が経過したことを受け、改めて安全衛生意識を高めるため、各職場から103名の参加を得て実施しました。
まずは人事総務統轄部長 宮川さんより大会挨拶と労働衛生・健康管理の重要性について説明がありました。

労働衛生については、事故による怪我などの安全面だけでなく、体調管理やメンタルヘルスへの意識を高める重要性が強調されました。また、安全対策以上に長期的な取り組みが求められることから、職場全体で理解を深めることの大切さが述べられました。
さらに、全国各地で地震が発生している状況を踏まえ、職場や家庭で災害発生時の行動を確認するよう呼びかけがありました。
次に、シャープ労働組合 本社直轄支部執行委員長 新納さんが挨拶しました。

電機連合の「労働安全衛生取り組み指針」をご紹介いただき、労働災害防止には国・企業・労働者の一体となって取り組むことの重要性が強調されました。
また、メンタルヘルス対策についても触れられ、日頃のコミュニケーションや相談しやすい職場風土づくりが、不調の予防や早期発見につながると述べられました。
次に人事総務統轄部総務部 土田さんよりシャープ全社の労働災害発生状況について説明しました。

2025年度の全社労働災害発生状況について、資料をもとに報告がありました。事故の類型では転倒災害が最も多く、要因として「これくらいなら大丈夫」という危険感覚の欠如による不安全行動が多いことが紹介されました。
また、オフィスでも発生し得る労災事例が共有されるとともに、転倒事故防止に向けて、「滑り」「つまずき」「踏み外し」への注意が呼びかけられました。特に、雨天時の路面や不安定な履物、通路上のケーブルや荷物、慌てた行動など、身近な危険への注意が必要であることが説明されました。



人事総務統轄部 総務部 産業医 二宮さんより『職場の労働衛生対策とメンタルヘルスケア』をテーマに講演が行われました。

講演では、労働衛生の基本となる「作業環境管理」「作業管理」「健康管理」の3管理について説明があり、職場環境の整備や適切な作業方法、健康状態の把握を行い、継続的に改善していくことの重要性が紹介されました。
また、オフィスワークにおいては、長時間同じ姿勢での作業や座りすぎが健康リスクにつながることから、適度に手を止め遠くを見たり、身体を動かしたりするよう呼びかけがありました。
続いて、リスクアセスメントの考え方について説明がありました。

リスクアセスメントとは、職場に潜む危険や有害要因を洗い出し、その影響を評価して対策につなげる手法です。対策は「除去」「置換」「工学的対策」「管理的対策」「個人防護具」の順で検討することが重要であり、オフィス環境においても、電源コードによるつまずきや棚からの落下物、コンセント周辺のほこりなど、身近な危険源を取り除くことが労働災害防止につながると説明されました。
さらに、メンタルヘルス対策については、本人によるセルフケアに加え、上司や産業保健スタッフ、外部専門機関を含めた「4つのケア」による支援の重要性が紹介されました。また、不調を未然に防ぐ一次予防、早期発見・早期対応を行う二次予防、復職支援や再発防止を行う三次予防の考え方についても説明がありました
最後に、メンタルヘルス不調の予防には日頃のコミュニケーションが重要であるとして、「受容」「共感」「一致」を基本とした傾聴の大切さが紹介されました。
次は2026年度本社 安全スローガンの表彰です。
本社従業員から、総勢98件の応募があり、その中から最優秀賞として選ばれたのは人事総務統轄部人事部 馬場さんの「半歩先 創る未来は 無事故から」です。宮川さんより表彰されました。

会の終わりには、人事総務統轄部総務部課長の坂本さんより、東警察署管内における特殊詐欺について注意喚起がありました。
近年、大手企業に勤務する若手社員を狙った、警察官を装う特殊詐欺の被害が増加しています。個人の携帯電話に連絡し、不安をあおったうえで指定口座への振り込みや暗号資産の送金を要求する手口が紹介されました。不審な電話を受けた際は、人事総務統轄部総務部課長の坂本さん、参事の小畑さんへ速やかに相談するよう呼びかけがありました。


大会を通じて、「安全・健康・防犯を含めた総合的なリスク管理」の重要性が共有され、参加者一人ひとりが改めて安全意識を高める機会となりました。

