NEDO懸賞金活用型プログラム「量子コンピュータを用いた社会問題ソリューション開発」でOptimal Future Award / LeapFrog賞/ Quantum Catalyst賞を受賞!

経済産業省イノベーション・環境局イノベーション政策課とNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)AI・ロボット部 量子ユニットが主催する「NEDO懸賞金活用型プログラム『量子コンピュータを用いた社会問題ソリューション開発(NEDO Challenge)』」において、ビジネスソリューション事業本部のグェン・クァン・ティンさんがOptimal Future Award(東芝スポンサー賞) / LeapFrog賞/ Quantum Catalyst賞の3賞を、同本部の清水啓介さんがOptimal Future Award(東芝スポンサー賞) / LeapFrog賞の2賞を、研究開発本部の佐久間惇さんがLeapFrog賞を受賞しました。

(左より)佐久間さん、清水さん、グェンさん

「量子コンピュータを用いた社会問題ソリューション開発」は、将来実用化が期待される次世代型量子コンピュータを活用し、社会課題の解決につながる技術やサービスの創出を目的としたNEDOの懸賞金活用型プログラムです。コンテスト形式で多様なアイデアや技術シーズを募集し、日本国内ならば個人・団体の誰もが応募でき、新産業創出や社会実装の促進を目指しています。 

■受賞内容

今回、課題「次世代エアモビリティ向け無人航空機の大規模飛行管理技術開発」に対して、グェン・クァン・ティンさんと清水啓介さん(チーム名:Q-MOBILITY-AI)が個人チームとして提案した「量子アニーリングを用いた大規模な無人航空機の経路最適化およびAI自律群制御の開発」が、近い将来に必ず必要となるソリューションとして技術的な独創性や社会課題解決への貢献可能性、実用化への期待などにおいて評価されました。

この研究では、量子コンピュータや量子アニーリング技術を活用し、業界では最も挑戦的な目標に対して大規模な無人航空機の航行の安全化と効率化に取り組みました。提案した手法は、空域における厳しい運用環境における従来手法では計算が困難な大規模問題に対して量子×AIによる有効なアプローチおよびその検証結果として評価されました。

佐久間惇さんは、課題「量子コンピュータを用いた化学・素材産業におけるサーキュラーエコノミーを実現するための多目的最適化」に対して、「サーキュラーエコノミーを実現する全固体電池材料の革新的量子計算基盤構築」を提案しました。 

LeapFrog賞は、まだこれからの技術である量子コンピューティング分野に挑戦したその勇気と先見性を称え、プロジェクト全体に貢献した優秀な参加者27名に授与されたものです。

Quantum Catalyst賞は、提案者、リーダーなどとして貢献した参加者に授与されたものです。

■表彰式の様子

2026年10月15日(木)、丸ビルホール(東京都千代田区丸の内)で開催された受賞式には、スポンサー企業や関係者が参加し、グェン・クァン・ティンさん、清水啓介さん、佐久間惇さんの3名が表彰式に臨み、表彰状を授与されました。

Optimal Future Award(東芝スポンサー賞)の表彰を受ける
(左より)清水さんとグェンさん
表彰状とトロフィー

会場では、受賞内容について、グェンさんによるプレゼンテーションも行われました。

受賞した提案について説明するグェンさん

LeapFrog賞とQuantum Catalyst賞の賞状

■グェンさんコメント

このたびは、Optimal Future Award(東芝スポンサー賞)をいただき、光栄です。一緒に提案に参加した清水さんほか、ご協力いただいた関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。今回の成果をさらに発展させ、量子技術を活用したより幅広い社会課題解決に向けて取り組んでまいります。

今後も量子コンピューティングとAI関連技術の研究開発を推進し、超大規模なUAVs※の制御技術の成果を用いてより現実な条件を踏まえて商用の無人航空機に同様な飛行方法を実証検証するなど、物流、製造、エネルギー、インフラ点検分野などさまざまな社会課題の解決に貢献していきたいと考えています。

※ Unmanned Aerial Vehicle(無人航空機)の略。一般にはドローンと呼ばれることも多い。

■佐久間さんコメント

このたびは、LeapFrog賞をいただき、光栄に思います。本賞は、量子コンピューティングという新しい技術分野への挑戦を評価いただいたものと伺っておりますが、この挑戦は多くの方々のご支援とご協力があってこそ実現できたものです。日頃より支えてくださっている関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

今後も量子コンピューティング技術の可能性を追求し、全固体電池をはじめとする材料開発への応用を進めることで、社会課題の解決に貢献してまいります。

NEDO Challenge
https://qc-challenge.nedo.go.jp/season_1/

NEDO量子懸賞金事業 2025 解決案募集スクリーニング採択者
https://qc-challenge.nedo.go.jp/season_1/docs/screening_list_ver02.pdf

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量子コンピュータを用いた全固体電池材料の評価技術開発がNEDO量子懸賞金事業第二期に採択
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受賞・表彰
2025年度「リコンフィギャラブルシステム研究会優秀講演賞(企業部門)」を受賞
https://corporate.jp.sharp/awards/2606_1

SHARP Blog
シャープが疑似量子アニーリングコンピュータを開発する理由
https://blog.jp.sharp/2025/01/30/49537/

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