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めんどくさい「食事」の記録とサヨナラ。開発者が語る、シャープ初のウェアラブル誕生秘話!<ウォッチ編>

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わっしょいしょい!

シャープ初のウェアラブル、スマートウォッチ「からだメイト Watch」とスマートリング「からだメイト Ring」を発売しました!
そして、ウォッチとリングに連携するヘルスケアアプリ「からだメイト」もリリースしています。

シャープがお届けする、ウェアラブルとは一体どんなものなのでしょう!

ウォッチとリングがよく見えるよう、このキメキメモデルポーズをしてくれた企画開発の3人にインタビューしてきました!

■メンバー紹介

  

<ヘルスケアアプリ担当>
通信事業本部
パーソナル通信事業部
商品企画部 片野

<スマートリング担当>

同部 岡田

<スマートウォッチ担当 兼
ウェアラブル全体管理>
同部 課長 田中

「食」が測れたら、ウェアラブルはもっと面白くなる

―――まずは、スマートウォッチ、スマートリング、ヘルスケアアプリの特長を教えてください。

スマートウォッチ「からだメイト Watch」の大きな特長は、摂取カロリーを自動で測定できることです。食事で摂取したカロリーと日々の活動で消費したカロリーのバランスを可視化できるほか、時計を見るような自然な動作でバイタルデータを確認できる独自UI「サーキットビュー」を搭載。無理なく、楽しみながら健康管理を続けられるスマートウォッチです。
摂取カロリーを自動で測定できるウォッチは、国内ではシャープ製だけです。
さらに、重さ約33g・薄さ9.4mmの軽量&コンパクト設計で、長時間付けっぱなしでも負担が少なく、ハンドソープでの洗浄も可能で、日常的に清潔に使っていただけます。

※2026年7月現在、生産および販売をしているスマートウォッチとして

スマートリング「からだメイト Ring」は、「加速度」「心拍」「血中酸素レベル用赤色/赤外線」「皮膚温度」の4つの高精度センサーを搭載。活動量や睡眠状態をはじめ、さまざまなバイタルデータを計測し、日々のコンディションを多角的に把握できるスマートリングです。リングもハンドソープでの洗浄が可能で、さらにシャンプー、中性洗剤、アルコール消毒にも耐えられる仕様です。

ヘルスケアアプリ「からだメイト」は、健康データや食事内容をまとめて管理できます。健康スコアの表示や管理栄養士監修のアドバイスを通じて、一人ひとりの状態や目標に合わせた健康づくりをサポートします。

―――ありがとうございます。
   では、シャープがウェアラブルに参入した経緯を教えてください。

はじまりは、スマートリングでした。
3年半ほど前、私が企画書を事業部長や本部長に持っていって、
「リングをやりたいです」
と直談判しに行ったんです。

新しい事業を考える中で、かねてよりヘルスケア領域に可能性を感じていました。スマホ事業で培った技術や販売網を活用しながら、新しいカテゴリーに挑戦できる、さらにスマートリングは市場の成長も期待できて、比較的小さく始められる事業だったんです。スマホとは違うカテゴリーで、新しい事業の柱になり得るものとしてウェアラブルに着目していました。

そんな折、本部としても新規事業を立ち上げることになり、「スマートウォッチをやろう」という話が出てきたんです。
そしたら、「スマートリングをやりたいって言ってる田中にやらせよう」みたいな流れになって。

気付いたらリングとウォッチの両方をやることになっていました(笑)。
そこから新規事業プロジェクトとしてスタートしました。
最初のウェアラブルチームは4人。企画、ハード、ソフトなど最低限の体制でした。

カロリー入力の面倒さをどうにかしたかった

―――ありがとうございます。
   では、シャープがウェアラブルに参入した経緯を教えてください。

そうですね。ほぼ変わっていません。

3年半前の時点ですでに考えていたのが、
「食事・運動・睡眠」
の3つ。健康の三大要素と言われるものですね。
その中でも特に着目したのは「食事」です。

当時、すでにスマートウォッチ市場には強力な製品がたくさんありました。当社が後発で勝負するなら、他社と同じことをやっても意味がない。

「運動」を測るウォッチはたくさんある。「睡眠」もある。でも、食事に関してはほとんど手入力なんですよね。
健康管理を続けられない理由の一つが、食事記録の面倒くささだと思っていました。
そして、そこにチャンスがあると考えました。
それから、「食事を自動的に把握できないか」という発想が生まれました。

だから最初の企画名は「食ウォッチ」だったんですよ(笑)。

―――そのまま!!!(笑)

です(笑)。
「食事・運動・睡眠を総合的にサポートするウェアラブル」をコンセプトに置き、開発を始めました。
これは3年半前からほとんど変わっていないんです。

―――「食事」が自動的に計測できたら私のようなズボラでも健康管理ができますね。
    「食事」に勝機を見いだせたから、後発でも参入できたということですね。

そうですね。ズボラさんでも続けやすい健康管理ウォッチだと思います。
「食事」に勝機を見いだせた理由が、カロリーセンシング技術との出会いです。
当時はとにかく、ウェアラブルの新しい可能性を調べまくりました。
その中で見つけたのが、後にカロリーセンシングの中核となるHEALBE Corporationさんの技術でした。
発表資料を見つけて、「これだ!」と思いましたね。
見つけたらもう突撃ですよ(笑)。すぐにアポをとって直接話を聞きに行きました。
そうしたら相手も割とすぐに「一緒にやりましょう」となって。
そこからHEALBE Corporationさんとは、2年半以上の付き合いになります。

振り返ると、その時の出会いが今回の製品の出発点だったと思います。

カロリーセンシング技術と愛がつまってます!
(銀色の部分が生体インピーダンスセンサー)

緑の光は光学式心拍センサー。心拍をはかります。
https://youtu.be/doPcQ44_sB4

電気抵抗の変化を検知し、カロリー量を推定

―――摂取カロリーの測定方法がとても気になるのですが、具体的にはどうやって?

生体インピーダンスセンサーを用いて体内の変化を捉えています。具体的には、体内に微弱な電流を流し、電気抵抗の変化から細胞内の水分の移動や糖の変化を検知することで、体が実際に吸収したカロリー量を推定しています。

―――水分の移動を検知することで、なぜ摂取カロリー量が割り出せるのですか?

食事等により体に糖が吸収されると、細胞の組成が変化します。その変化量をよみとり、体内にどれだけの糖、カロリーが吸収されたかをアルゴリズムにより導きます。

―――では、水分バランスはどのように測定していますか?

摂取カロリーと同様に、生体インピーダンスセンサーを用いて体内の水分量の変化を継続的に捉えています。体内の電気抵抗の変化をもとに水分の状態を推定し、日常のコンディション把握に役立てています。

さらに、このウォッチでは、体内の水分量の不足という重要な指標を見せることができます。水分補給の通知は、現在時刻から遡って30分以内の状態をもとに判定し、この期間内に体内水分量が不足と判断された場合に、水分補給を促す通知が表示されます。
不足の判定基準は初期設定で350mlですが、一度に補給できる量の個人差を考慮し、ユーザー側で調整可能です。

―――摂取カロリーや水分バランスの測定はどの程度の精度でしょうか?

厳密に計算された食事カロリーに対して、約89%の精度※が確認されている技術を採用しています。従来は食品データベースに基づく“理論値”の計算が中心でしたが、シャープのウォッチでは“実際に体に吸収された量”を推定する点が大きな違いです。

個人の体質やその時の状態、食べた食品食材により変わりますが、早い場合、炭水化物は食後30分、タンパク質は4,5時間でデータに反映されます。

※本製品は、カリフォルニア大学および広州赤十字病院による検証研究で評価されたアルゴリズム方式を用いたカロリー摂取推定機能を搭載しており、研究条件下において最大約89%の精度が確認されています。
※本製品は医療機器でなく、測定結果は推定値(参考地)です。また、体調・装着状態・環境によって数値は変動することがあります。

■ウォッチ開発は想像以上に難航

―――ありがとうございます。では、開発で一番大変だったことは?

全部ですね(笑)。
まずシャープとして本格的なスマートウォッチ開発は初めてでした。さらに食事計測技術も初めて。
全部が初めてでした。

しかも、ウォッチに搭載するOSが色々、諸々、本当にあれやこれやあり、結局シャープ独自でOSを作ることになりました。それによってチップセットも回路構成も全て最初からやり直し。さらに製造パートナーとの調整や切り替えも発生して、何度も振り出しに戻りました。

―――壮絶ですね!?それを乗り越えて、今製品が手元にあるというのは喜びもひとしおですね。

本当にその通りです。
そして、厳しいシャープの品質基準をクリアするのも大変でした。
すべてを乗り越えて、無事、製品の発売を迎えられてホッとしています。

■腕を見るだけで、必要な情報がやってくる

―――時計を見るような自然な動作で、バイタルデータや各種情報を確認できる「サーキットビュー」を見たとき、天才だと思いました!(笑)どうやって思いついたのですか?

時計を見るような自然な動作で、各種情報が確認できる「サーキットビュー」
https://youtu.be/hEuziH2qogA

これもチームで何度も何度も話し合い、膨大な試行錯誤から導き出したのですが、とてもシャープらしい機能だと思っています。

時計って最速で情報を見られるツールですよね。スマホを見るより早い。
腕を見るだけ。
ならば、その瞬間に「必要な情報」を自動で出せばいいと考えました。

朝なら睡眠。
外出前なら天気。
昼なら活動量。
食後ならカロリー関連情報。

状況に応じて情報が変わる。
ユーザーが探しに行かなくても、情報の方からやってくる。

それを無意識に見て、

「今日はもう少し歩こう」
「食べ過ぎたな」

と次の行動変容につながる。

実はそこまで含めて設計しているんです。
それがシャープ独自のUI「サーキットビュー」、特許も申請中です。
もちろん、出す情報はカスタマイズしていただけます。

―――サーキットビュー、「なるほど、その手があったか」と感動しました。

ありがとうございます。
ちなみに、表示内容は時間帯だけではなく、ユーザーのデータ更新状況やその時の利用シーンを踏まえて最適化しています。

例えば、カロリー情報や歩数といった、進捗を確認したいデータは、更新されたタイミングに応じて表示されます。一方で、1日の最初の起動時には、睡眠情報や当日の天気など、その時点で役立つ情報が優先的に表示される設計となっています。

―――欲しい時に欲しい情報が入ってくるということですね!データを確認することにストレスがなかったら、その分、無意識に次の考えをめぐらせられます。かゆいところに手が届く、とてもシャープらしい機能ですね!!

でしょ~!(自慢げ顔)

ウンウン(笑)


<後編へつづく・・・>

次回はスマートリングとヘルスケアアプリに迫ります!

スマートウォッチ購入ページ |COCORO STORE(ココロストア)


【関連リンク】

■製品サイト
からだメイト Watch MH-W01:シャープ
からだメイト Ring MH-R01:シャープ
からだメイトアプリ:シャープ

■リリース
スマートウォッチ「からだメイト Watch」を発売
スマートリング「からだメイト Ring」を発売
ヘルスケアアプリ「からだメイト」を刷新

■シャープ公式通販
スマートウォッチ購入ページ |COCORO STORE(ココロストア)
スマートリング購入ページ |COCORO STORE(ココロストア)


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