【シャープ横断♪バトンリレー】第50走者◆サウジとアメリカ、警備ロボと議事録、フクロウと犬と砥石と。ちょっとだけ人とは違うエピソード

こんにちは。戦友の谷さんからバトンを受け継いだ、SBS事業本部 次世代技術開発センターの西尾です。

谷さんは、長く厳しい戦いを切り抜けた仲間の1人です!また飲みに行きましょう。

前々から面白そうだな~と思って軽い気持ちで引き受けたら、なんと50回の節目でした。なんてこったい。おもしろエピソードを期待されているそうなので、少し珍しいお話でもできればと思います。

生まれは奈良県、育ちはサウジアラビアとアメリカ、そこから日本に帰ってきて、今に至ります。毎日、人とフクロウと犬と楽しく暮らしています。日本語が若干怪しいですが、付き合っていただければ幸いです。

面白さ重視ということで、海外生活編、シャープ内で知る人ぞ知る商品の話、趣味の話をしていきたいと思います。

■海外生活の話―サウジアラビア編

自分は奈良県生まれなのですが、生後半年くらいで親の仕事の都合でサウジアラビアのジェッダ(Jeddah、ジッダとも読むらしいbyWiki先生)に移住しました。当時は海外駐在員が住むエリアに住んでいて、治安もよく、三輪車で地元のコンビニまで行ってアイスを買っていた記憶がおぼろげながらあります。

しかし、昔のサウジアラビアは今よりもかなり規律が厳しく、かつイスラム教の国なので、色々生活に不自由していたと聞きます。とくに、日本食系の入手はかなり難しかったと。お酒なんてもってのほか。年1、ジェッダの日本領事館で開かれるパーティーではお酒がふるまわれるので、それが楽しかった、と父親からは聞きました。

最終的にはサウジアラビアには3.5年間いたのですが、湾岸戦争が勃発して自分と母親だけ半年ほど日本に帰国していました。父親は現地に残っていましたが、空にスカッドミサイルが飛んでいたとか。平和が一番ですね。

ジェッダの郊外、ラクダ市場

■海外生活の話―アメリカ編

サウジから帰国し、小学校3年生まで日本の奈良県で暮らしていたのですが、今度は半年後にアメリカのニュージャージー州に引っ越すと告げられました。半年間の猶予期間の中で地元の英会話教室に通いましたが、まぁ、それだけで話せるようになるわけもなく。結局半年後、ニュージャージー州の北部に引っ越して、現地の小学校に入学しました。

もちろん、周りはみんな外国人で、日本人も1名だけいましたが、基本英語しか話しません。昼ご飯を買うためにも英語を話す必要があるので、生きていくために必死に英語を学びました。

結果的に英語が話せるようになり、友達もでき、学んだ英語が今でも業務に活かせているので、かなり良い経験だったと思います。シャープ入社時も英語での面接がありましたが、英語のマシンガントークで切り抜けました。英語で入社したようなものですね!

ちなみに、よく海外ドラマでプロム(ダンスパーティー)の映像があったりしますが、あれは本当です。自分が通っていた中学校と高校では、高学年でダンスパーティーがありました。高校のほうがよりフォーマルで、規模も大きいです。中学校ではプロムと言わずに、単純にダンスパーティーと言われるときもあります。

プロムの時期になると学校内でパートナー探しが始まります。ちなみにパートナー=付き合っている、ではなくて、友達同士でもOKです。もちろん、パートナー無しや同性グループで参加して、現地で相手を探すのもOKです。

残念ながら現地で言う高校10年生(アメリカの高校は4年制で、自分の通っていた高校でプロムに参加できるのは11, 12年生)で日本に帰国したので高校のプロムには参加できませんでした。果たして、あと1年残っていたら自分はプロムに参加できていたのでしょうか?

(アメリカの学校は地域によって制度が異なります。自分が住んでいた地域は4-4-4年制で、小学校が1~4年生、中学校が5~8年生、高校が9~12年生となります。10年生だと日本で言う高1、11年生と12年生は高2と高3に相応します)

他に面白いイベントとして、アメリカではハロウィンは一大行事です。近所をTrick or Treatをして歩き回り、お菓子をゲットします。学年があがると、学校で仮装した状態でチャリティーイベント等もあります。高校時代のハロウィン写真は、アメフトのハーフタイムショーの時のものです(マーチングバンドでトロンボーンを担当していました)。

ハロウィンの時期になると、地元のホームセンターに仮装グッズが山ほど売られます。また、近所の家もハロウィン風に装飾されるので、かなり面白いです。有名なところは、毎年近所としのぎを削っていました!

ハロウィンでの仮装パーティー、地域の日本人家族と
(当時は小学生。兵隊風)
アメフトのハーフタイムショー、ハロゥイン版
(当時は高校生。海賊風)

■仕事編―米国向け屋外警備ロボット

ここからは仕事の話です。

皆さん、シャープが米国向けの、自立走行警備ロボットを開発していたことをご存知でしょうか?

正式名称は、INTELLOS A-UGVだったと思います。イメージ的には屋外向けの大きいルンバで、GPS信号と地図で自己位置を推定しながら、搭載されたカメラで周辺を撮影し、自立走行しながら警備します。カメラ映像は無線で遠隔の操作PCに送られます。

Intellos A-UGV
(ニュージャージー州 旧Mahwahオフィス周辺にて、SHARP youtube動画より)

米国向けと言うことで、現地の販売会社やソフトウェア会社と協力しながら開発を進めていました。なので、かなりの頻度で米国に出張して、一度行くと数週間は帰ってこられなかったです。何回か行きましたが、当時の部門長に電話一本で、「あと1週間延長でお願い!飛行機の切符はこっちで延長しとくから。ホテルとかは自分で適当によろしく!」と言われたことがあって、まじか、となったことがあります。

危うく寝床無しになるところでしたが(泊まっていたホテルが延長できなかった)、現地の協力会社や販売会社の助けもあって、無事ホテルを確保できました。

ここらへんでも、アメリカ時代の英語が活きています。Oh yeah!!

奈良事業所のグラウンドでロボ評価中
(夏は雑草が生えまくってロボのセンサーが誤作動するので、定期的に草刈り機で雑草を刈っていました。手動です。)

■仕事編―音声AI

さて、警備ロボットは残念ながら最終的にプロジェクトはクローズしました。

その次に異動した部門のテーマが、今も続けているSBS)次世代技術開発センターの音声AI業務です。本部内の要素技術開発を行っている部門になります。

ここでは本部内の事業部さんと一緒に開発している、議事録作成支援アプライアンス、eAssistant Minutes(eAM)の話をします。eAMは会議音声から文字起こし、話者識別、要約、翻訳、を一貫してエッジ(クラウドに繋がない)で処理してくれる商材です。昨今ではネットに繋がっていると議事録作成をしてくれるサービスは多々ありますが、eAMは全てをエッジで完結するので、セキュリティ意識の高いお客様にご購入いただいています。

eAssistant Minutes (製品HPより)

ちなみに、社内向けにも販売しているので、ご興味のある方は是非トライアルを・・・!アップデートも続けているので、どんどん性能は良くなっています!!

商品ページ:https://smj.jp.sharp/bs/eassistant/minutes

ちなみに、SHARP Tech Dayで展示したのですが、通常展示だけではなく、急遽講演会でも使用することになって、会場の後ろで黒子になって、バグが発生しないか、途中で止まらないか、祈りながら動かしていました(まだ試作段階だったので、色々不具合が残っていました)。幸い、使用した全ての講演会で正常に動作してほっとしました(もう同じ経験は勘弁ですー)。

Tech DayでのeAssistant Minutes展示コーナー
右から2人目が西尾

■趣味編―動物たち

ここからは趣味の話です。

うちには今、フクロウ(コキンメフクロウ)と犬(ポメ柴)がいます。瞬間最大風速時にはハムスター(キンクマ)もいました(フクロウが誤って食べたのではくて、天寿を全うしました。念のため)。

ポメ柴のむぎ

犬を飼っている方は多いので、フクロウの話をしたいと思います。

自分はよく奈良市のフクロウカフェ(もうない)に通っていて、そこのオーナーと、寮を出たらフクロウを飼いたいな~、と世間話をしていました。そこである時電話があって、「活きのいいフクロウの雛入っているけどどう?他に待っている人もいるから、なるべく早めに決めてね」と電話が。奥様に許可をもらい、無事うちの子になりました。

コキンメフクロウのてば

名前は手羽先の「てば」です。ちなみに女の子です。(フクロウの雌雄判定は非常に難しく、雌の方が雄よりも大きくなります。並べて大きいほうが雌かな、レベルです。厳密な判定にはDNA検査が必要で、てばもそれで判明しました)

飼育されているフクロウは主に冷凍ひよこ、冷凍うずら、冷凍マウスを食べます。冷凍ひよこが低脂肪・高タンパク質、価格も安くてフクロウ用のごはんとしては主流です。ちなみに、人間用の鶏肉は処理がされているため、フクロウ用のごはんには適しません。血、毛、骨、内蔵、全てがフクロウの栄養になります。しかし、鶏肉のためカンピロバクターの危険もあるので、うちではひよこ専用の冷凍庫を用意し、ベランダに出て夜な夜な捌いています。お勧めはひよこの背開きです。調理用はさみで慣れれば1匹30秒くらいで出来ます。ちなみに、過去5,110匹のひよこを捌いています。自分の手はひよこの血と毛にまみれていますね。命を頂いていることに感謝です。

ちなみに、フクロウと犬の中は険悪です。というか、犬がフクロウを怖がって近づきません。以前、2匹の写真を撮ろうと近づけたら、犬から嫌われて3日間よそよそしくなりました。大きさ的に、絶対犬のほうが強いのですが。。。

二匹はNot仲良し
(この後むぎに避けられました。。。)

また、シャープからフクロウ型の送風機、ヒーリングファン「はねやすめ」のCEATECへの出展が過去あったと思いますが、出てきた当初はよくこの形で作れたな、すごい、と思いました。シャープはネイチャーテクノロジーが得意だと思いますが、模倣しても製品の一部の部品のみで、まさかフクロウそっくりの風を送り出す装置が出てくるとは思いもしませんでした。ちなみにモチーフとなっているフクロウ=メンフクロウも、よくフクロウカフェで見かけます。フクロウカフェにこの「はねやすめ」を導入できたら面白そうだなと期待しています!

■趣味編―釣りと刃物と研ぎ

自分、趣味は他にも色々持っていて、ここでは釣りと研ぎの話をしたいと思います。

釣りといっても、海上釣り堀が好きです。海上釣り堀とは、海の上にロの形の筏を浮かべて、その中に魚を入れます。魚は筏の中にネットで区切られているので、そこに釣り糸を垂らして釣ります。なので、魚は絶対にいるのですが、釣れる・釣れない、は場所と運次第です。大体7割場所と運、3割実力って感じでしょうか。。。

職場の人と行った、釣り堀

魚としては、季節にもよりますが、鯛、シマアジ、カンパチ、ハマチ、等が釣れます。もちろん、釣った魚は食べられます。

さて、釣った魚は自分で捌いて食べるのですが、どんなに良い包丁でも使っていると刃こぼれし、切れ味が鈍ってきます。そこで研ぎです。砥石で研ぎます。ちなみにひよこを捌くハサミも研ぎます。職場の人の包丁も研いでいます。リピーターも多いです!

魚を捌くときに使う包丁達。
包丁は左利きで、左利き用の片刃包丁の価格が高いのが悩みどころです(数が出ないので、高い)

よく簡易研ぎ機(包丁をローラーの隙間にスライドさせるもの)がありますが、あれを使っていくと包丁が変に変形していき、次第に刃が分厚くなって切れ味が逆に悪化するので、お勧めしません。

お勧めは荒砥石⇒中砥石⇒仕上げ砥石と、順番に砥石で研いでいくことです。研いでいると無になり、職場の忙しさや日々の生活の大変さを忘れられるので、お勧めです!! 大抵のご家庭は包丁を研いでいないとおもうので、一度研いでみると(または研ぎに出してみると)、切れ味に感動すると思います。世界が変わります。たぶん。

砥石達の一部。いつの間にかこの数に。
ギザギザしているのは、砥石を平らにする砥石です

長々と書きましたが、次のバトンは、

人事総務統轄部 人事部 
河野央明さん 

にお願いします!!

一緒に苦楽を共にし、研修という名のもと、大自然(山の中・森の中とも言う。動物さん、虫さんいっぱい)の中で語り合った仲間です!
そして実は運命的な出会いをはたしていました。

河野さんは人生経験豊富なので、個人的にも非常に楽しみです。よろしくお願いします!!!

(西尾 達也/SBS事業本部 次世代技術開発センター)

≪シャープ横断♪バトンリレー≫とは…?
みなさんの人脈を駆使しバトンのようにコラムを繋いでいくという、太古の昔からある数珠つなぎ企画!第50走者はSBS事業本部の西尾さんでした。第51走者は、西尾さんからバトンを託された河野さんです。お楽しみに♪

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