「AQUOS」が到達した“色・音・AI”の完成形-2026年「AQUOS」新製品登場!(2/2)
2026年6月23日

前回は、新製品で楽しめる新サービス「AQUOS AI」を紹介しました。今回は、極上の色と音、さらにAIでまるっとおまかせで楽しめるテレビを実現した、誕生25周年を飾るテレビ「AQUOS」新製品※1をご紹介します。商品企画担当の高瀬、西本、脇澤に、フラッグシップモデルの特長を詳しく聞きました。

※1 新製品15機種:4K mini LEDテレビ『AQUOS XLED』<X9A/X7Aライン>7機種、4K有機ELテレビ『AQUOS OLED』<S9A/S7Aライン>8機種。<X7Aライン><S9A/S7Aライン>は5月23日発売。<X9ライン><4T-55X9A>は6月20日、<4T-75X9A/65X9A>は6月27日発売。「AQUOS AI」は5月23日スタート。
― 新製品の開発コンセプトとは?
(西本)映像の印象を左右する要素として、これまでは主にコントラストや輝度、明暗表現の向上が中心でしたが、近年は色の再現力の重要性が高まっています。当社では、明暗表現に加えて色の表現力を高めることで、映像が本来持つリアリティや没入感を高められると考え、新製品は”色”に注力して開発を進めました。
(高瀬)加えて有機ELテレビは、省エネ性能の改善も重要なテーマの一つでした。さらに誕生25周年モデルということで、mini LEDテレビ、有機ELテレビとも、音質向上やAI対応などあらゆる面で、気合いを入れて製品化を進めました。
<際立つ煌めきと感動の色鮮やかさ>
― まずは、画質について聞きます。mini LEDテレビ『AQUOS XLED』、有機ELテレビ『AQUOS OLED』それぞれの特長を教えてください。
■『AQUOS XLED』:明るいリビングでも卓越した輝きと色鮮やかさ
(西本)『AQUOS XLED』から説明します。「アクティブmini LED駆動」採用のフラッグシップモデル<X9Aライン>は、mini LEDバックライトの明暗制御がさらに進化。ピーク輝度が上がり、煌めきの表現力が高くなるとともに鮮やかな色を実現しています。<X9Aライン>の75V・65V型はコントラスト性能を高める「輝きドライブ40」を採用※2しています。

加えて、新開発の「Advanced RGB 量子ドットリッチカラー」を搭載。色の深みを高めた独自のナノサイズ半導体粒子(Super QD)を採用し、色純度を高める光波長変換技術を進化させました。光の3原色である赤・緑・青それぞれを高い純度で表現できるのはもちろん、赤や緑をより深く鮮やかに再現できます。従来の「量子ドットリッチカラー」を搭載した<X7Aライン>と比べ、カラーボリューム※3が約1.4倍になっています。

※2 55V型<4T-55X9A>は「輝きドライブ30」を採用しています。
※3 <4T-65X9A>と<4T-65X7A>の比較において。<X7Aライン>は「N-Black Wide SEパネル」を搭載(<4T-65/55X7A>)。カラーボリュームとは、色域と最大輝度を掛け合わせた当社独自の指標。数値が大きいほど、明るいシーンでも豊かな色表現が可能。
● 輝きドライブの値は、アクティブmini LED駆動のピーク輝度を高める効果を示すシャープ独自のものです。
― 光波長変換技術について詳しく教えてください。
(西本)量子ドットシートの中に、目に見えないナノサイズの半導体粒子が入っており、mini LEDからの光が量子ドットシートを通るとき、その半導体粒子のサイズの違いによって、赤になったり緑になったりとさまざまな色へと変換します。新製品は、その変換部分をナノレベルで調整し、合わせ込むことで、より深い色を再現できるようになりました。

― どんなパネルを採用していますか?
(西本)<X9Aライン>は、高輝度・広色域かつ反射を抑えることで好評の「N-Black Wideパネル」を、引き続き採用※4しています。外光などの映り込みを抑えるので、明るいリビングでも引き締まった黒を表現します。さらに、視聴位置による色変化を軽減することで、斜めから見ても美しい映像を楽しめます。
※4 <X7Aライン>65V・55V型は「N-Black Wide SEパネル」、50V・43V型は「N-Blackパネル」を採用。
― 次に『AQUOS OLED』について教えてください。
■『AQUOS OLED』:映画や音楽ライブを臨場感豊かに楽しめる自発光ならではの漆黒と輝き
(脇澤)『AQUOS OLED』のフラッグシップモデル<S9Aライン>は、光の3原色 赤・緑・青それぞれに高効率な4層の発光素子を用いる最新世代の「RGB Tandem有機ELパネル」を搭載。パネルの性能を引き出す当社独自の駆動回路と放熱構造により、明るさと色の豊かさを両立した映像を実現しています。青・黄の3層発光素子の「S-Brightパネル」採用の<S7Aライン>に比べ、カラーボリューム※5が約2.4倍に向上しています。

さらに、照明などの映り込みを抑える「低反射コート」により、吸い込まれるような黒を実現しました。
当社は<S9Aライン>の48V型<4T-48S9A>にも、「RGB Tandem有機ELパネル」を採用しました。このサイズでの採用は業界で初めて※6です。
※5 <4T-65S9A>と<4T-65S7A>の比較において。<S7Aライン>は「S-Brightパネル」を搭載。カラーボリュームとは、色域と最大輝度を掛け合わせた当社独自の指標。数値が大きいほど、明るいシーンでも豊かな色表現が可能。
※6 当社調べ。
― 放熱構造について教えてください。
(脇澤)有機ELは、素子そのものが発光するので明暗豊かな映像を映し出しますが、熱を持ちすぎてしまうとパネル性能を十分に引き出せないという特性があります。それを防ぐため、65V・55V型のモデルは、独自の放熱構造「クールダウンシールドⅢ」を採用することによってパネルの輝度性能を最大限引き出しています。

新たに、発光層の温度上昇を抑えるプレートとバックカバーが一体となった高放熱バックカバープレートや、回路基板の熱をブロックする遮熱プレートを採用しています。遮熱プレートを導入したのは、画面の後ろにある回路基板の熱も発光層の温度に影響してくることが分かったからです。またこれまで、背面全体がキャビネットで覆われているような構造でしたが、覆われる部分の面積を狭め、熱がこもらないように工夫しました(高放熱キャビネット)。
<その場に居るかのような新・立体音響>
― 実際に視聴しましたが、音の立体感が増しましたね。音響システムについて教えてください。
(西本)『AQUOS XLED』<X9Aライン>、『AQUOS OLED』<S9Aライン>は、新音響システム「AROUND SPEAKER SYSTEM ++(アラウンド スピーカー システム ダブルプラス)」を採用※7しています。上部前傾20°の「ハイトスピーカー」に加え、外側に20度傾け高音域を横方向へ放出する「サイドスピーカー」を新たに設置。サイドからの音も加わったことで、上下左右から映像を音で包み込むとともに、立体的で奥行きのある音が届くことにより、映像との一体感を生み出します。


また、本体下部の「パワーボイススピーカーユニット」は、前向き25°の傾斜を加え、スピーカー部分をより開口部に近づけました。さらに、「ネイチャーテクノロジー」※8を採用した、音を前に導く新開発の「快音リフレクター」により、音の放出効率を従来モデルと比べ約40%※9向上。ナレーションや歌声などの人の声がよりクリアで聞きやすくなりました。

※7 <4T-48S9A>はサイドスピーカー非搭載、高音域ハイトスピーカーのみの「AROUND SPEAKER SYSTEM +」。<X7A/S7Aライン>は、音抜けの良い音響システム「FRONT OPEN SOUND SYSTEM +」を採用。<4T-43X7A>と<4T-42S7A>は前傾配置した「パワーボイススピーカーユニット」と「ネイチャーテクノロジー」非搭載。
※8 ネイチャーテクノロジーは、『AQUOS XLED』<4T-75/65/55X9A、4T-65/55/50X7A>、『AQUOS OLED』<4T-77/65/55/48S9A、4T-65/55/48S7A>に採用。
※9 『AQUOS XLED』は<4T-65X9A>(2026年)と<4T-C65HP1>(2025年)、『AQUOS OLED』は<4T-65S7A>(2026年)と<4T-C65HQ2>(2025年)搭載のメインスピーカーにおける放出効率の比較において。
●「ネイチャーテクノロジー」はシャープの登録商標です。
― 「ネイチャーテクノロジー」はなぜ導入したのですか?
(脇澤)「ネイチャーテクノロジー」とは、自然の摂理に学び、快適なモノづくりを目指すバイオミメティクス(生物模倣)技術です。新製品では、イルカが効率よく音波を発信する特徴に着想を得て、音波を発信する上あごの骨の形をリフレクターに応用しました。これまで、テレビでは「ネイチャーテクノロジー」をほとんど使用していなかったのですが、25周年モデルということもあり、極上の音に進化させたいとの思いから、採用を検討することになりました。「AQUOS」はラテン語の「Aqua(水)」と英語の「Quality(品質)」を組み合わせた造語で、水のイメージもあるので、海の生き物からヒントを得てはどうかということになり、イルカにたどり着きました。

― これまで好評だった「AIオート」は進化していますか?
(高瀬)もちろんです。新画像処理エンジン「Medalist S7」を採用。AIがコンテンツやシーンに応じて画質や音質を自動で調整する「AIオート」モードはさらに進化しました。面倒な設定はAIにまかせて快適に視聴できます。「映像の好み」「顔色の好み」「黒表現の好み」を簡単にカスタマイズ可能な「AIオート好み設定」、映像シーンの特徴をAIが分析し明るく見やすい階調にHDRトーンマッピングする「AI-HDR」を新たに搭載しています。

加えて、人感センサーの搭載※10により、視聴者の位置や状態を自動で検知。視聴位置に応じて見やすい画質や、聞きやすい音質に自動で調整(「AIオート画質/音質自動補正」)します。


テレビの前から一定時間離れたり、うたた寝を検知したりすると画面がオフになる「離席/居眠り画面オフ」、テレビ画面に接近し過ぎると画面にサイン表示する「離れてくだサイン」、視聴距離に応じて番組表が自動で拡大される「番組表自動拡大」機能など、安心・便利機能も搭載しています。

※10 <X7Aライン><4T-48S9A><S7Aライン>は非搭載。
● Medalistは映像と音声制御の設計・ロジックを担う独自の画像処理エンジンです。MediaTek社は、その処理を支える演算能力を提供しています。
― ほかにおすすめの機能は?
(西本)外付けハードディスクの早見・早聞きも進化し、最大で3倍速対応になりました(昨年モデルは2倍速)。また、最近PCゲーム等で話題になっている32:9や21:9の画面比率の表示に新たに対応しました。従来の16:9では味わえなかった迫力と臨場感でゲームを楽しめます。さらに、録画時に記録された情報エリアを再生時にカットできる「L/U字カット再生」機能も充実しました(昨年モデルはL字カットのみ)。
― 環境配慮についてご紹介ください。
(脇澤)省エネ設計※11により、新製品は省エネ達成率100%を実現※12(全モデルとも多段階評価★3.0以上を達成)しています。

また、使用済み家電を回収、生成した再生プラスチック素材を活用しており、昔の「AQUOS」に使われていた素材を新製品「AQUOS」の部品の一部に再利用しています。
※11 目標年度2026年基準に基づき、6年前の製品と比較。
※12 <4T-42S7A>を除く。<4T-42S7A>の省エネ達成率は86%。
● 多段階評価とは、市場におけるテレビの省エネ性能を評価し、5.0~1.0の41段階で表示したもの。
― 最後に一言お願いします。
(西本)25周年を迎えた「AQUOS」ですが、国内累計出荷台数は5,600万台を突破(当社調べ)し、計算すると国内でご購入いただいた薄型テレビの約3台に1台が「AQUOS」という計算になります。本当にすごいことだと思います。先代からずっと築き上げられてきたこの財産を、次の“四半世紀(25年)”も選んでいただける製品にするため頑張っていきたいです。

(高瀬)「AQUOS」は、日本のお客様のために製品化を進めており、お客様のかゆいところまで手が届くような製品だと自負しています。次も「AQUOS」だと思ってもらえるような製品を目指し、企画していきたいです。
(脇澤)性能の良さだけでは選ばれにくい時代になってきていると感じています。当社は数少ない総合家電メーカーであり、家電連携などスペックに留まらない付加価値を提供できる点が強みです。これからは、その強みをより一層活かした製品づくりを進めていければと思います。
私も実際に「AQUOS」新製品を視聴しましたが、本当に純度の高い色が出ているのが分かりました。さらに、画質も凄いですが、画面の前で体感するサウンドは驚くほどの立体感が感じられました。
現在、新製品発売を記念したキャッシュバックキャンペーン「おかげさまで25周年AQUOSご愛顧感謝祭」を5月14日から実施しています。ぜひ、この機会に買い替えをご検討ください。
(広報H)
<関連サイト>
■製品・サービス:テレビAQUOS / AQUOS AI / AQUOS 25th ANNIVERSARY
■ニュースリリース:
・テレビ向け「AQUOS AI」サービスの提供を開始
・4K mini LEDテレビ『AQUOS XLED』5機種を発売
・4K有機ELテレビ『AQUOS QD-OLED』『AQUOS OLED』計7機種を発売
・人に寄り添う心地よいAI会話技術を開発
■キャンペーンサイト:おかげさまで25周年AQUOSご愛顧感謝祭
■SHARP Blog
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