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ハッカソン「Semantic Cameraで未来を創ろう!」最優秀賞決定!!

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ハッカソン「Semantic Cameraで未来を創ろう!」最終審査会の模様

2026年1月29日、さくらインターネット株式会社 本社にあるオープンイノベーション用施設「Blooming Camp」(グラングリーン大阪)にて、当社が開発中の「セマンティックカメラ」をテーマにしたハッカソン※1「Semantic Cameraで未来を創ろう!」の最終審査会および表彰式を開催しました(オンラインでも配信)。

「Blooming Camp」(グラングリーン大阪)入口

※1 決められたテーマに対し、期間内にソフトウェアや製品のプロトタイプを開発し、アイデアの斬新さや技術の優秀さを競い合うイベントです。

 

■「セマンティックカメラ」とは

「セマンティックカメラ」は、撮影した静止画または動画から要素を抽出し、情報のみを残すものです。画像/映像データを転送・処理しないことから、データ容量を削減できる利点があるほか、プライバシーも保護されるため、たとえば、浴室内での転倒事故の検知など幅広い用途での活用が期待できます。

 

■ハッカソン「Semantic Cameraで未来を創ろう!」概要

本ハッカソンは、“カメラの常識を変えて、生成AIの新しいユースケースを広げる”ことを目的として、2025年12月22日から2026年1月5日まで、オンラインで開催しました。「イエナカ」「車の中」「職場」「店舗」の4つの利用領域において、「セマンティックカメラ」単体や生成AIとのトータルシステム、トータルソリューションなどの新たなユースケースにつながる、アイデア創出とその試作に挑戦していただきました。

15チームからの応募があり、厳正な審議の上、6チームが一次審査を通過し、最終審査に進みました。

* 概要は専用サイト(https://oi.jp.sharp/antenna/detail.html?_prvw_k__TInfo=179)もしくはニュースリリースをご参照ください。

 

<最終審査会および表彰式>

審査会の開催にあたり、今回のハッカソンを推進した当社 研究開発本部 オープンイノベーションセンター所長の金丸 和生が参加者および審査委員※3 を紹介した後、当社 研究開発本部長 伊藤 典男が開会のご挨拶とハッカソン実施の狙いなどを説明しました。

当社 研究開発本部 オープンイノベーションセンター所長 金丸 和生
当社 研究開発本部長 伊藤 典男

※3 審査委員: 株式会社クロステック・マネジメント 取締役 小笠原 治
       株式会社Jizai 代表取締役CEO 石川 佑樹
       さくらインターネット株式会社 社長室長 竹林 正豊
       当社 専務執行役員CTO 種谷 元隆
        〃 研究開発本部長 伊藤 典男
        〃 研究開発本部 ソサイエティイノベーション研究所 第4研究室長 吉田 茂人

 

・各チームによるプレゼンテーション

最終審査に残った6チーム(13名)は、「最優秀賞」を目指して各テーマの詳細を発表します。このプレゼンテーションと、事前に審議された一次審査の結果を総合的に判断して、最終的に賞が決まります。

最終審査に残った6チーム(順不同)

時間になり、各チームのプレゼンテーションが始まります。持ち時間は10分(プレゼン 5分+Q&A 5分)。取り組んだテーマのメリットや必要性を伝えるべく、各々が工夫しながら紹介します。シャープでは気づけないような視点での提案や、すぐにでも実現してほしいものなど、さまざまな魅力的な発表が行われました。

 

全チームのプレゼンテーションが終わり、審査員は別室で審議に入りました。

甲乙つけがたい提案に頭を抱える審査員も

 

・結果発表!

研究開発本部長 伊藤 典男、研究開発本部 ソサイエティイノベーション研究所 第4研究室長 吉田 茂人、株式会社Jizai 代表取締役CEO 石川 佑樹 氏、さくらインターネット株式会社 社長室長 竹林 正豊 氏による審査講評の後、結果発表です。

上 左から、研究開発本部長 伊藤 典男、研究開発本部 ソサイエティイノベーション研究所 第4研究室長 吉田 茂人、
下 左から、株式会社Jizai 代表取締役CEO 石川 佑樹 氏、さくらインターネット株式会社 社長室長 竹林 正豊 氏

まず、「領域毎の優秀賞」に選ばれた4チームの発表です。「イエナカ」「車の中」「職場」「店舗」の4つの利用領域において、有用だと認められたアイデアに贈られます。

受賞者は「モノ位置学習でなくしもの通知」をテーマに取り組んだ小竹 様・小林 様、「ペンダントで人物認識・名前通知」の松原 様・伊藤 様、「所持品解析で店舗推奨・属性分析」の筧 様・野渡 様、「混雑状況をリアルタイム可視化」の加藤 様・みや 様・賀数 様でした。

「モノ位置学習でなくしもの通知」小竹 様・小林 様
「所持品解析で店舗推奨・属性分析」筧 様・野渡 様
「ペンダントで人物認識・名前通知」松原 様・伊藤 様
「混雑状況をリアルタイム可視化」加藤 様・みや 様・賀数 様

続いて、「ワクワク賞」です。
「ワクワク賞」は「家中カメラで日常を『意味』で理解し蓄積」をテーマとした荻野 様のチームでした。

「家中カメラで日常を『意味』で理解し蓄積」荻野 様

「領域毎の優秀賞」および「ワクワク賞」は、副賞としてコンパニオンロボット「ポケとも」が贈られました。

 

・「最優秀賞」は!!

いよいよ、最上位の賞の発表です。

「最優秀賞」は、「コンビニATMでの覗き込み検知、スマホ操作を検知」をテーマに取り組んだ「クリティカルシンキングクルー」チーム 福永 様・駒場 様・中澤 様です!!
副賞として65V型「AQUOS」が贈られました。

ご提案いただいた内容は、振り込め詐欺などの特殊詐欺被害が多く発生しているATMでのリスクを検知するサービスです。現状でもクラウドを用いた画像認識でリスク検知は可能になっているものの、通信負荷が高く、さらにプライバシー、セキュリティなどの課題があります。それを解決する方法として、データ容量が小さく、プライバシーも保護される「セマンティックカメラ」を活用しました。

「コンビニATMでの覗き込み検知、スマホ操作を検知」
「クリティカルシンキングクルー」チーム 福永 様・駒場 様・中澤 様

受賞後は「皆さんの発表にも面白い視点がたくさんあったので、聞いていてとても楽しかったです。また、今回のアイデアは、とある企業さんと会話した中でできたものです。実際に必要としている方もおられますので、一緒に何かやれたらいいなと思っています。皆さん、ぜひよろしくお願いします」とコメントされていました。

 

・最後に

審査委員長の種谷から、「今回のハッカソンが有意義な体験だったと思っていただけたようでありがたく思います。シャープはAIを使うことで、楽しくなった、豊かになった、今までにない体験ができるようになった、ということを実感いただける世界を目指し、頑張って開発していきます。しかし、我々だけではできないところは多くありますので、今日お会いさせていただいた皆さまとの非常に大きなご縁を大切に、さらに和を広げていく活動をしていきたいと思います」と講評しました。

続いて、クロージングとして、ハッカソン開催に多大なるご協力をいただいた株式会社クロステック・マネジメント 取締役 小笠原 治 氏より、「個人が盛り上がる技術は伸びると思っていて、それを試すには、ハッカソンというのはすごくいい取り組みだと思います。どうしても、AIなどの分野は東京に集中している現実もありますが、ここ大阪をはじめ、地方でも盛り上がるように持っていけたらと考えていますし、皆さんと共に『ワクワク』を生み出せていけたらいいなと思っています」とお話しいただきました。

最後に、参加者、審査員、スタッフ全員での記念撮影をして、ハッカソン最終審査会および表彰式は終了しました。


6チームの発表内容は、どれも実現したら便利になりそうだと感心するようなものばかりでした。実現にはさまざまな課題があると思いますが、シャープとのコラボで「ひとの願いの、半歩先。」を体現する製品・サービスが実現することを期待したいと思います。

(広報H)

<関連サイト>
■ハッカソン「Semantic Cameraで未来を創ろう!」(概要):https://oi.jp.sharp/antenna/detail.html?_prvw_k__TInfo=179
■ニュースリリース:ハッカソン「Semantic Cameraで未来を創ろう!」を開催
■シャープオープンインキュベーション:https://oi.jp.sharp/

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