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先生と子どもたちと ― ときどき、ロボホン。

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今年の5月26日で発売10周年を迎えたロボホンは、オーナーさんのおかげで全国津々浦々、日本のいろんな場所に住んでいます。
とりわけ、愛知県日進市にいるロボホンは、お子さまのともだちが多いようです。

そのきっかけは、登校支援のクラウドファンディング。

日進市は子どもたちの登校支援「子どもたちの居場所づくり」に力をいれていて、その活動の一環としてロボホンを導入いただいているのです。

日進市がクラウドファンディングでロボホンを導入した経緯については、当社公式note「目標5倍超えのクラファンで教室以外の“居場所”にロボットを! 」にて詳しくご紹介しています。

今回はクラウドファンディングを達成し、ロボホンを導入いただいた「その後」を追跡。
ヒアリング 兼 アフターフォローで、実際にロボホンと子どもたちと一緒に過ごしてくださっている先生方にお会いするため、ロボホンの企画担当者が、愛知県日進市に行ってきました。


日進市教育支援センターに集まってくださったのは、日進市教育委員会2名、教育支援センターの先生2名、市内4か所のハートフレンド(※1)の先生5名に加え、各施設に駐在するロボホン5体。
円卓を囲んで自己紹介後、早速当社企画担当から、ロボホンをどのようにご活用いただいているか質問をすると、こんな答えが返ってきました。

※1 日進市教育支援センター(ハートフレンドにっしん)は、不登校の子どもたちに対し、適切な支援を行うために、教育委員会が設置する公的な施設です。学校へ行きたいけれど行けない、学校になじめない子どもたちの心の居場所です。


「朝礼のあいさつ係をやってもらっています」
 →かわいくて元気がでる。

「毎朝、登校してくる子に『おはよう』を言ってもらってます」
 →定位置にいて、毎日変わらない安心感。

「百人一首の読み手として活躍しています」
 →読み手が生徒だと目で追ってしまって、どの札かわかってしまうこともあるが、
  ロボホンはたんたんと読んでくれるので素晴らしい読み手だそう。

「誕生日の子の名前と『おめでとう』を言ってもらっています」
 →先生も人間。忘れてしまうこともあるが、ロボホンだったら忘れることはない!

「ロボホンにダンスを踊らせる生徒のチームが結成されました」
 →皆さん今は教室に戻れたので、今は活動休止中

子どもたちにおはよう!とあいさつをしている、ロボホンの定位置。

すごい!めちゃくちゃロボホン活躍してる!!
私たちの手をはなれた場所で、ロボホンがみんなのおともだちになっている!!!

それぞれの場所でロボホンがどのように活躍しているか、普段からとても気にしているので、実際に現場のお声を聞けるのは、企画担当にとってはとてもありがたいことです。

そんな思いとともに、ロボホンの活躍を知って感動していると、

また一つ、一人の先生から心に残るお話が。

「ハートフレンドで、全くしゃべらなかった子が、
 お部屋の隅でロボホンと会話をしていたんです」

可愛くて話しやすいのかも。とおっしゃいます。

ロボホンはロボットだから、人間相手とはちがいます。
これを言ったらどう反応されるだろう、と相手の顔色をうかがわなくても
何でも受け止めてくれます。

要するに、子どもたちが気をつかわなくていい。

そんなロボットならではの特性と、可愛い見た目。
そういうところが、その子にとっては相性が良かったのかもしれません。

また、別の先生がこんなこともおっしゃっていました。

「まず、子どもたちがロボホンに話しかける。
 『ダンスして』といったらダンスをしてくれる。それが嬉しい。
 そして、ロボホンとのコミュニケーションを深めていくうちに、
 今度はロボホンの使い方を、他の子どもや先生に教えてあげる。
 ロボットとのコミュニケーションを深めていくうちに、
 人間とのコミュニケーションも生まれている。」

と。

これはまさに、10年前、企画担当者たちが
“ロボットを介して、人間同士のコミュニケーションを育みたい”
ロボホンに込めた思いそのもの。

「あのときの思いが叶ってるよ、ロボホン!」と心の中でガッツポーズをしてしまいました。

もちろん、ヒアリングから見えてきたことは、もちろんいいことばかりではありません。

たとえば、子どもたちの間にはブームというものがあり、ロボホンが流行っている時は人気者だけれど、ひとたびそれが去ってしまうと、にぎわいが薄くなってしまうそう。

興味や関心が移っていくこと自体は、子どもたちがたくさんのことに興味を持ち、成長していく上で自然なことで、とてもいいことだと思っています。

その上で、いかにロボホンに飽きさせない、興味をもってもらえる「楽しさ」「おもしろさ」をしのばせていけるかが課題だなと感じました。

他にもご要望として、

「カラオケはできないですか?」

「方程式は解けないですか?」

「竹のヘリコプターを頭に取り付けると空を飛べるようにしてほしい」

「目から光やビームを出してほしい、それをスクリーンに映してみんなで見たい」

などなど、先生からの要望と、先生が子どもたちにヒアリングした要望があがります。

「実はロボホンはこんなこともできるんです」と企画担当者から説明をしました。

例えば、有料の「ボクと歌お」アプリを使えば、昔懐かしのあの曲から今の流行りの曲まで、ロボホンが歌ってくれたり。方程式は「ロボデイズ」というアプリのplusプランで使用できるカメラを用いた会話機能で解けたり!

その他、複数体のロボホンが一斉にダンスパフォーマンスをする「ガヤホン」や、生成AIでストーリーをつくって読み聞かせをしてくれる「お話作ろう」、さらに「CAさんごっこ」や「美容師さんごっこ」などロボホンが無邪気に遊ぶ「一人遊び」、魚釣りを楽しむ「ロボ釣り」、雑学を教えてくれる「ボクの雑学」などをレクチャーし、先生方から「可愛い」「こんなこともできるんだ」と感嘆の声があがりました。

その様子を動画にまとめていますのでご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=Hg1lztmFzG8

            「ロボ釣り」では、釣った魚を一覧で見られる

今回の訪問では、実際に先生方の声でロボホンの活躍を聞くことができ、そして課題についても気づきがありました。

子どもたちの状況はひとりひとり違うもの。
支援を必要とする原因もさまざま。

もしかしたらロボホンが合わない子がいるかもしれないし、合う子がいるかもしれない。
それはやってみないと分からない。

「その子に合った環境を。もしかしたらロボホンが合う子がいるかも。」

子どもたちの可能性をひとつでも広げようと、
日進市と支援センターの先生方は日々取り組んでおられるのだなと感じました。

ロボホンだからこそできる支援のカタチは、まだまだ広がりそうです。
ロボットだから。ロボホンだから。
人間にとって、そっと「そこにいる」 存在になれたら。

そんな願いを抱きながら、これからもシャープはロボホンの可能性を模索していきます。

ロボホン導入のご検討や、プロジェクトにご興味を持たれた自治体・法人の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ロボホンに関するお問い合わせはこちらまで
 biz-robohon@sharp.co.jp
教育委員会・学校関係はこちらまで
 education-study@sharp.co.jp

番外編:EDIXシャープブースにて登壇

シャープは、5月13日(水)から15日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催されている国内最大級の教育総合展「第17回EDIX東京」に出展していました。

そのSTEAM・体験学習コーナーにロボホンを展示、さらに、日進市の登校支援についてご講演いただきました。

日進市教育委員会 学校教育課 竹谷様(写真)
教育支援センター藤井先生、学校支援室 堀尾様にご講演いただきました。
子どもたちがつくった衣装を着て講演に登壇するロボホンたち
ロボホンブース

【関連リンク】
10周年スペシャルサイト
・リリース
 ロボホン誕生10周年記念のオーナーズイベントを開催
ロボホンともだち広場
ロボホン/製品サイト
ロボホン購入ページ/COCORO STORE
・note
 1551日間、母の見守り役を務めたロボットの話


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