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国内向け受注開始し、AIサーバー事業に参入!

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左:当社 社長執行役員CEO 河村 哲治 右:スマートビジネスソリューション事業本部 AIサーバー事業統轄部長 宇徳 浩二
業務向けAIサーバー(NVIDIA RTX Proサーバー)<AI-B43100>のモックアップ

シャープは、当社創業記念日である9月15日(火)に、芝浦オフィス(東京都港区)にて、AIサーバー事業へ参入するとともに、同日よりAIサーバーの受注を開始することを発表しました。

展示した業務向けAIサーバー(NVIDIA RTX Proサーバー)<AI-B43100>のモックアップ

冒頭、社長執行役員CEO 河村 哲治が、当社のAIサーバー事業の戦略的位置づけを説明しました。

社長執行役員CEO 河村 哲治

まず、『「暮らす」「働く」のあらゆるシーンにAIを掛け合わせ、人の未来を拓く』とする当社が目指す方向性のもと、進化し続けるAIの可能性を日常に届け、新たな価値を生み出すことで、人の未来をより豊かなものにしていきたいとの考えを示しました。

続いて、AIが社会インフラになりつつある中、当社は、今年6月発表の衛星通信事業と、今回発表のAIサーバー事業の2つの領域に注力しており、AIサーバー事業については、AIを活用する企業や自治体の増加に伴い、計算基盤の需要も急速に高まっていることから、当社は、この大きな変化を新たな成長機会と捉え、鴻海グループの製造力・調達力に加え、さまざまなパートナー企業の協力を得ながら、AIサーバー事業への参入を決定したと説明しました。そして、その第一歩として、9月15日よりAIサーバーの受注を開始すると述べ、この取り組みを通じて、日本におけるAIインフラの整備とAI活用の拡大に貢献していくと強調しました。

最後に、AIサーバー事業への挑戦を、単なる新規事業ではなく、シャープの変革を推進する重要な取り組みになると考えており、将来的にはAIサーバー事業と既存事業を融合した新たな価値創造に挑戦することで、シャープ全体の進化へとつなげていくとの方針を表明。これからのシャープに期待してほしいと締めくくりました。


続いて、スマートビジネスソリューション事業本部 AIサーバー事業統轄部長 宇徳 浩二が、AIサーバー事業への参入について詳しく説明しました。

スマートビジネスソリューション事業本部 AIサーバー事業統轄部長 宇徳 浩二

まず、AIサーバーが、①これまでの「学習」用途に加え、「推論」用途が急拡大し推論回数が増加していること、②ロボットやカメラと連携し、現場で認識・判断・行動するフィジカルAIの普及により、接続機器数やデータ量、推論回数などが増加すること、③ソブリンAI※1などデータ主権への関心の高まりを背景にオンプレミス※2環境の構築が加速し、AI基盤はクラウド一択から最適な場所へ配置する時代へ移行しつつあることなど、現在の市場変化を背景に、日本におけるAIサーバー需要の拡大が見込まれることから、シャープがAIサーバー事業へ参入したと説明しました。

また、シャープは、世界的な供給力を持つ鴻海グループとの連携に加え、日本のお客様や現場との接点を有していることを強みとしており、新たに各専門パートナーとの共創を通じてお客様を継続的に支える体制を構築することで、世界レベルの供給力を日本のお客様が安心して使える形で提供していくと説明しました。


続いて、シャープブランドAIサーバーの第一弾として、「業務向けAIサーバー(NVIDIA RTX Proサーバー)」<AI-B43100>の受注受付を9月15日から開始することを発表し、その特長を紹介しました。

<AI-B43100>は、NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Edition GPUを8基搭載し、推論性能32ペタフロップスを実現しつつ、4U※3の標準的なラック形状と空冷方式を採用し、既存のデータセンターや企業設備にも導入しやすい構成であり、加えて、生成AI、業務AI、AIエージェントなどの推論環境を主用途として想定しており、特に機密データを社内に保持したままAIを活用したいお客様や、AI活用の内製化を目指すお客様に適した製品であることを伝えるとともに、ウェブサイトを通じた相談および見積もり受付を開始したことも説明しました。

さらに、大規模な学習や推論、データセンター用途に対応する「HGXシリーズ」については、2027年度以降の提供を予定していることを明らかにしました。

今後のAIサーバー事業の展開については、まずSTEP 1としてAIサーバー販売から事業参入し、国内の運用・保守体制を構築、続くSTEP 2で、シャープが持つ顧客や現場との接点を生かし、AIサーバーの提供に加えてお客様のAI活用を支援する領域へ事業を拡大するとともに、鴻海グループと日本での生産体制についても検討。そして、STEP 3では、フィジカルAIやエージェンティックAI※4の進展を見据え、さまざまな現場のAI活用を支える基盤へと発展させ、グローバル展開も目指していくという方針を示し、AIサーバー販売を起点として、シャープの顧客・現場接点を生かしながら、日本のAI活用基盤を支える事業へ成長させていく考えを説明しました。


最後に、事業目標として、国内企業や国内クラウド事業者を中心とした推論市場を主戦場としながら、鴻海グループとの連携、日本のお客様や現場との接点、国内の共創体制を生かし、2030年度に売上高約2,500億円を目指すことを表明しました。

会場の様子

※1 ソブリンAI:クラウドや外国企業に依存せず、国家や企業が自国・自社のインフラとデータを用いて独立的に構築・運用するAIシステム。
※2 オンプレミス:サーバーやネットワーク機器などを自社で保有し運用する利用形態。
※3 U : サーバーなどラック搭載機器の高さを表す単位。1U=約44.5mm。「4U」は1Uの4倍の高さ。
※4 エージェンティックAI:最終的な目的を理解し、その達成のため自律的に考えタスクを実行する人工知能のこと。

■ AIサーバーの概要

1.業務向けAIサーバー(NVIDIA RTX Proサーバー)

高性能な NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Edition GPU を最大8基搭載可能な、モジュール設計に基づくGPUサーバーです。業務用途でのAI活用、シミュレーション、ビジュアルコンピューティングを想定し、GPU、メモリ、ストレージなどをお客様の用途に応じて選択いただけます。推論、AIアプリケーション開発、業務システムへのAIの組み込みなどに対応しています。

2.大規模学習・推論向けAIサーバー(NVIDIA HGX システム)

8基のGPUを NVIDIA NVLink によって組み合わせたサーバー用基盤である NVIDIA HGX Rubin NVL8 を搭載し、液冷(Direct Liquid Cooling)方式※5を採用。NVIDIA ConnectX-9 SuperNICアダプター および NVIDIA BlueField-4 DPU 構成にも対応しており、大規模言語モデル(LLM)を含む生成AIモデルの学習・推論に最適です。高密度・高出力の安定運用を実現し、AI学習基盤やデータセンターの中核用途に適したモデルです。

共通:高性能なネットワーク

どちらのモデルも、NVIDIA Enterprise Reference Architecture(Enterprise RA)に基づくクラスター展開に対応しており、NVIDIA Quantum InfiniBand および NVIDIA Spectrum-X Ethernet を組み合わせることで、スケーラブルなAIファクトリーの実装を実現します。

 ※5 従来の空気ではなく液体を用いて、より効率的に機器内部の熱を冷却する方式です。

● NVIDIA、NVIDIA RTX Pro、NVIDIA Blackwell、NVIDIA HGX、NVIDIA Rubin、NVIDIA NVLink、NVIDIA ConnectX、NVIDIA BlueField、NVIDIA Quantum InfiniBand、NVIDIA Spectrum-X Ethernetは、米国およびその他の国におけるNVIDIA Corporationの商標または登録商標です。


今回は「AIサーバー」の事業説明会の模様を紹介しました。仕事にもプライベートにも生成AIは無くてはならない存在になりつつあり、「AIサーバー」はこれからの私たちの生活に不可欠な製品です。シャープも「AIサーバー」事業を通じて、これからの社会基盤構築に貢献してまいります。

●AIサーバーについては以下のウェブサイト(フォーム)からお問い合わせください。
 <ご相談・お問い合わせについて>
 https://smj.jp.sharp/bs/ssl/sh/ai-server/form.php
 <お見積もりについて>
 https://smj.jp.sharp/bs/ssl/sh/ai-server_estimation/form.php

(広報H)

<関連サイト>
■ニュースリリース:国内向けにAIサーバーの受注を開始

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