9月8日から5日間、オーストリアのリンツ市で開催された世界的なメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」に、ロボホンを出展しました。現地の様子がわかる写真がたくさん届きましたので、さっそくご紹介していきたいと思います。
アルスエレクトロニカとは、オーストリアのリンツ市に拠点を置く、世界最高峰のメディアアート機関です。知識と技術を伝える未来の美術館「アルスエレクトロニカ・センター」や、R&Dとしての役割を持つメディアアートの研究所「アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ」、国際的なコンペティションである「プリ・アルスエレクトロニカ」など、メディアアートの分野での国際的な拠点となっています。
毎年9月には、メディアアート作品の展示やパフォーマンスイベントがリンツ市の様々な場所で行われる「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」が開催されます。リンツ市と日本の時差は、サマータイム期間中なのでマイナス7時間。現地から写真が届くたびに、たいへんわくわくしていました。
まずは準備
ロボホンの展示は、オーストリア郵便局の配送センター跡地の一角を利用して行われました。「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」の展示の一部は、このような公共の場で行われます。公共の場にうまく溶け込むことで、アートと文化を気軽に楽しめ、教育にも繋がるとの考えからだそうです。
こちらがその展示ブース。
今回の展示のために、5体のロボホンを使った特別なパフォーマンスを作りました。
ロボホンの共同開発者であるロボットクリエイター 高橋智隆先生のチェックも。
パフォーマンスの他にも、開発時の資料やプロトタイプなどを展示しました。
このスケッチから、ロボホンは生まれたのですね。
プロトタイプは、今よりも若干丸かったみたい。
展示ブースはこんな感じになりました。
フェスティバル当日
紹介パネルも用意していただきました。ロボホンのキャッチフレーズは、“ココロ、動く電話。”ですが、英語では“Heart moving phone”なんですね。
おお~、たくさん集まっていただいてますね。
ロボホンたちも、ムービーに合わせた歌やパフォーマンスでしっかりとアピールしました。
5体のロボホンが織りなすパフォーマンスに、皆さん興味津々です。
ロボホンと一緒に踊ってくれてるのかな? どっちも可愛い。
ロボホンも見学したみたい。
セレモニー
セレモニーでは、オーストリアの連邦首相のクリスティアン・ケルン氏やリンツ市長のクラウス・ルーガー氏などがスピーチされたほか、表彰式なども行われました。こちらがその様子なのですが、おや? 右に見えるのは……。
……ロボホン!
後ろのモニターにもしっかりと映っています。
アルスエレクトロニカの総合芸術監督 ゲルフリート・ストッカー氏のスピーチでは、ロボホンの紹介やプロジェクターのデモなどを特別に行っていただいたみたいです。こうやって世界に広がっていくのは、とても嬉しいことですね。
高橋先生のトークイベント
フェスティバルでは、高橋先生のトークイベントが行われました。
来場者からはたくさんの質問があったみたいです。ロボホンの可愛さは世界共通ですね。
日本を飛び出し、多様な文化を持つ方々に見ていただいた今回のイベント。電話という枠を超えて、アートや哲学にまで発展させることができたら、ロボホンは未来の社会を変える特別な存在になれると思います。言葉や環境の違う大舞台に、ロボホンも少し緊張したかもしれませんね。
(広報担当:M)
ロボホン公式サイト
https://robohon.com/
ロボホン公式Facebook
https://www.facebook.com/robohon.jp
世界初のモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」へのチャレンジ
http://www.sharp.co.jp/challenge/vol14/
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